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雑談、フランス日常生活。 洗濯

こんばんは。
10月になりましたね。日本もずいぶん秋めいてきているのでしょうか。読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋…皆さまそれぞれに秋を楽しんでいらっしゃることと思います。

フランスは、今日は快晴です☀️
あいにく週末は天気が崩れていました。寒くてどんよりとして(冬が近づいているのを感じます)、雨風が強かったのですが、今日は晴れて嬉しいです。

なぜかというと、


子どもが布団を濡らしてしまったからです😭


しょうがないことです。
その事に関して、全然怒っていません。

その時、真っ先に考えることは"洗濯計画"です。

これは我が家(私)独自の洗濯計画なのですが、
さっそくフランスの洗濯事情について書いていきたいと思います。

1. 洗濯機の有無

皆さまのお家には、おそらく洗濯機をお持ちだと思います。私はずっと実家暮らしでしたので、洗濯機がある生活は当然のように思っていました。

しかし、フランスでは当然のことではありませんでした!


洗濯機のないアパートは、特にパリの独身者向けアパートには、多いと思います。なので、街の至るところにコインランドリーがあります。

私は今までのフランス(パリ)滞在期間で、数回引越しをしています。
最初に住んだのは、間借り(部屋貸し)でのアパートでした。そこには洗濯機がありました。

次に短期間住んだところも、間借りのアパートでした。そこには洗濯機+乾燥機もついていました。

そのあとに住んだのは、自身で借りたアパートでした。そこには洗濯機はありませんでした。家具付きアパートでしたので、勝手に洗濯機を置くわけにもいきません。約1年間、手洗いで過ごし、手洗いが大変なものに関しては、最寄りのコインランドリー(幸い徒歩1分くらいのところ)に行っていました。

その次のアパートにも洗濯機はなく、手洗いとコインランドリーを利用しての生活でした。

そして、現在のアパートに引っ越してくる前、私の熱望により、夫と一緒に洗濯機を選びに行きました。
当時、夫は「コインランドリーでもいいんじゃない?」と言っていましたが、私は限界でした。

手洗いは手が荒れるし、時間もかかるし、脱水が弱くて乾きにくい…。そして、コインランドリーに行くにも重い洗濯物を持って往復すること(片道5-10分ともなると辛い…)、洗濯の間の時間を有効活用しにくいことを理由に、夫を説得?しました。

自宅に洗濯機がやってきた時にはどんなに嬉しかったことか…笑
しかし、新しいものを購入したにもかかわらず、使い始めて1ヶ月後には、その洗濯機に不具合が生じて修理に来てもらったエピソードは、いかにもフランスらしい気がします。苦笑

そして、子どものいる現在、洗濯機のある生活に本当に感謝です!

2. 毎日洗濯しない

フランスにお住まいの方は、おそらく毎日洗濯機をまわしていらっしゃらないと思います。

日本では毎日洗濯機をまわしていたので、最初にこの事実を知った時には驚きました。

しかし、最初の住まいの家主さんから洗濯機の使い方を教わっている時に、以下のことを教わりました。

- 洗濯を繰り返すうちに白いタオルも灰色っぽくなってくるから気をつけてということ

- 柔軟剤を入れずに洗ってしまうと、洗濯後とてもかたくなってしまうから気をつけてということ

- 特にお気に入りの衣類は、毎回洗濯しない方がいいかもしれないということ

それは、フランスの水道水は硬水だから、だという理由でした。

最初は、着ていたものを数日間放置することにとても抵抗があり、肌着などは毎日手洗いしていました。今でも子どもがあまりにも汚していると、一旦軽く手洗いしてしまいます…

3. 水道代が高い

フランスの水道代は、日本の3倍以上するそうです…

なるほど、
毎日洗濯しないのは、

"硬水だから…"

という理由だけではなさそうですね。


これは、お風呂事情にも関係してきそうです。

が、お風呂に関しては、また違う記事で書きたいと思います。


子どもが産まれた後、あまりにも服が毎回毎回汚れるので、毎日のように洗濯機をまわしていたことがあります。

我が家の場合、水道代は家賃の中に管理費として含まれているので、毎月水道代がどのくらいかかっているのかは分かりません。

分かるのは1年後です。←恐怖!!

大家さんが、前年に実際かかった水道代をもとに、概算で家賃に含む管理費として水道代を徴収するしくみです。なので、毎年その過不足分の調整があります。(ちなみに電気代は個別契約なので、毎月自分たちの口座から引き落とされます)


子どもが産まれた最初の年の調整時には驚きました。正確にいえば、夫が悲鳴をあげました!


「家賃がすごく上がっている!!」


理由が分からなかった私たちは大家さんへ連絡。
大家さんはとても親切な方なので、私たちが理解し納得するまでキチンと説明してくれます。

説明を聞いた夫が、


夫「○○(私)、一時毎日のように洗濯してたよね?」


私「…??……はい…してました…」


夫「家賃が上がったというより、水代の管理費が上がったんだって!」(まだ動揺気味…)


夫「大家さんも驚いてたよ!」


差額分をどーんと払うより、毎月少しずつ払った方がいいだろう、ということで水道代含む管理費を上げたそうなのです。

夫からは当時きつく注意されました。
フランス生活が私よりも長い夫は、結構フランス人に近い生活スタイルだと思います。
私はやっぱり日本スタイル寄りなのだと思います。諦めや我慢している部分もあるのですが、どうしても日本での生活を忘れられないというか…


今では気をつけるようにしていますが、
夫の方が諦めの境地…  (ごめんなさい……)


このような理由から
毎日は洗濯できないのです。

4. 洗濯物を干す場所

夏ならすぐ乾くので良いのですが、天気の悪い日、冬場などは洗濯物が乾きません!泣

フランス(パリやパリ郊外)では、ベランダや外に洗濯物を干しません。基本、室内干しです。

そうなると、洗濯物を干す場所を確保しなければなりません。あまりにも洗濯物を溜めすぎると、干す場所に困ります。
全然乾かない日には、1〜2日ほど干している日もあります…

乾燥機、あると便利なのかな……
と考えだしているこの頃です。


このような上記のフランスでの洗濯事情から、
我が家の洗濯計画がゆるーく立てられています。

現在は2日に1回のペースで洗濯しています。
(夫婦のみだったときは4日に1回くらいでした)

ただ、今日のようにイレギュラーで布団カバーやシーツを洗わなければならない時、とても考えてしまいます。

今日は晴れていて、
本当に良かったです☀️



最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

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