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食療法!義母の処方箋#1【咳】 パパイヤの蒸し煮

私の義母は昔ながらの民間療法に詳しい。民族的背景からも東洋医学を基本とし、看護婦を職にしていたのでその知識は深い。普段から薬より食事で体を整える方法を教えてくれる。子供が生まれて、いや、生まれる前の妊娠期より体に良いもの、悪いもの、色々な教えを受けた。驚くことに、状況によって出される義母の処方箋はドラえもんのポケットの様に多種多様で底なしだ。今回は、咳に関して対処した方法を紹介したい。

風邪の咳

リュウは小さい頃から、気管支が弱い。風邪をひくと必ずある一定のルートを辿り病状が悪化する。

喉がイガイガ痛い → 鼻が詰まる → 夜寝ずらくなる → 咳が出始める → 朝起きると咳がイヌが吠える様なしわ枯れ声 →  咳が最高潮にひどくなり、夜も眠れない。

このピークになるまでに一週間。その間にどうにか悪化しないよう症状を堰き止めようと、義母の処方箋と我が家のお手当箱が大活躍。

病院から咳で処方される薬は常備しているのだが、できる限り薬は飲ませたくない。自然療法主体で風邪の症状に対抗していくことになる。
咳だけではなく風邪の症状全般に共通するのが、初期段階でせき止めたい体内に入った病原菌ウイルスの増殖。免疫力総出で風邪の進行を食い止めたいところ。

まずは、風邪の初期段階で取りたいもの基本の3点

①水を飲む 
一日に飲みたい水の量は1㍑最低限。体の水分代謝を活性化させおしっこで悪いものを流してしまおう!鼻づまりには、体液を増やさせ鼻水を出しウイルスを追い出そう作戦。

②ホットはちみつレモン 
ベタだがレモンのビタミンCは効果絶大。風邪をひいてなくとも毎日飲みたい。
はちみつは喉の殺菌に。少し冷ましたお湯で割って。

③梅醤番茶
日本古来からの伝統的な飲み方。本物の梅干しで作りたい。こちらも梅の効果を壊さないように、少しぬるめのお湯で。


上記3点に加えて、夫の場合、長女の場合、末っ子の場合とそれぞれの体質によって、ニンニク生姜汁や、マヌカハニーの喉スプレー、龍角散、蜜煉川枇杷貝膏シロップ(香港の17種類の自然植物エキス)、ホメオパシーのレメディ等をこまめに摂ります。

この時点で、積極的に風邪と向き合っていると自然退化してくれる場合も多いのですが、子供は初期の段階ではまじめに対処してくれません。咳が悪化してくると、周りも心苦しくなります。そこで、出た義母の処方箋で効果のあった2つのレシピを記録します。

梨の水煮 

洋ナシ、アジアの梨いづれも可。

作り方
よく洗い皮ごと食べやすい大きさに切った梨、少量の水、砂糖少々で15分ほど軽く煮て冷ます。

煮汁も一緒に頂くと良い。食道、肺部分の掃除をしてくれる。


そして!
是非おススメしたい咳に効果が期待できるレシピ

パパイヤの蒸し煮 
赤く熟したパパイヤがおすすめ。

蒸し器に適当に切ったパパイヤを皿に並べ、上から薄い砂糖水を回しかける。弱火で30分ほど蒸す。 あれば、白きくらげを戻して一緒に合わせてさっぱりとしたデザートとしていただくと尚効果的。


パパイヤは他にも、母乳の出をよくする為に《義母の処方箋》で使われた、有能なフルーツです。またの機会に記録しようと思います。

咳の効果としては、パパイヤの蒸し煮の方が強いと感じます。ただ、食べなれない子供に強要するのが難しいので、そんな時は、梨の水煮でもお手軽でいいと思います。少しの甘みを引き出すための砂糖ですが、入れなくても勿論大丈夫。

是非試してみてください。


義母のお手当 【番外編】

①朝起きる時、自分の肺を鍛えるように、数回叩く。
振動と刺激を与える事で、免疫機能が活発化する。

②空気の綺麗な田舎、海岸、森に行く。早朝の湿気の含んだ新鮮な空気を深呼吸する。体にとどまる汚れた酸素の入れ替え。朝起きて窓を開けて部屋の空気を入れ替えるのと似ている。

③ボールに張った冷水に顔を沈ませ、少量鼻から水を吸わせて鼻をかむ。貯めた水に数的アロマオイルを垂らすと更に効果的。

④寝る前にマッサージをする。胸の中心、背中、耳の後ろ等鍼灸のツボを、メンソレータムやミント、ハッカの強いもの、百合油、上海油等を塗って血行を良くする。呼吸も楽になる。

また思いついたものから、《義母の処方箋》書いてみようと思います。

#日記 #子育 #自然療法 #パパイヤ #咳

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