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05 失敗を恐れなくなった話

以前の私は、初めてやることは不安でしかなく、誰かに相談したくて、誰かと一緒にやれれば安心、と思っていました。

仕事のこと、人間関係のこと。
友達にも、夫にも逐一相談していましたね。
バリバリの会社員と主婦では考え方も全く違うので、よかれと思って、夫がアドバイスしてくれたことには、大抵キレていました(笑)

それが現在では、誰に相談することもなく、自分で決めたことを実現していく毎日です。

(あっ、夫に報告はしていますよ。
お店のことについては、作家さんと共に考えているのは変わらずです。)

試して、ダメだったら違う方法を取り入れれば良い。
失敗しても別にいいや、死ぬわけじゃないしね。

今私が開催している料理教室、ワークショップの全ては、「こういう教室があったらいいな」という私の願望を具現化したものです。

誰もやってくれないので、自分でやってみることにしました。
どうせ歩んでいくなら、同じことに興味のある仲間と進んでいきたいので、集まってくれたお客様=仲間だと思っているフシがあります。

もう少しこの辺りに詳しくなりたい、と思ったことは、お金と時間をかけても学びに行きます。

そして、勉強と具現化はほとんど同時進行です。
その方が真剣に勉強するし、時間が勿体無いし、楽しいことは早くみんなにシェアしたいのです。

こんなふうに自分が以前に比べて180度変われたのは、私だけの意思ではなく、何か大きな力が働いているような気がしています。

まず1年半ほど前から、人間関係が変わっていきました。

私の場合、仲の良い友達は、いつも何らかの事情で疎遠になります。

引っ越しで縁が遠くなることも多かったのですが、大抵は傷ついたり傷つけられたり。

これ、何度も何人も同じことがあり、ようやく気がつきます。

友達だよね、と確認し合うタイプの人間関係は、自分には要らないかもしれないと。

「友達」だけで繋がっていた人はいなくなりました。
これは私が、ただ会ってランチして愚痴を言い合う、みたいな人間関係に興味が持てなくなったからです。
前はそういうのが楽しかったんですけどね。

大抵の人間ドラマは、人のせいにしているから、事件になるのです。
これに気づくと、物事はシンプルになります。
感情ですら、自分が選んだからそう感じているのだと気が付きます。

こんなふうに書いてますけど、1年半前までの私は、ドラマの真っ只中にいるタイプの人間でした。
痛い目に遭いまくって、気がつかされただけなのですよ。
(ただし、色々あったことも何もかも、学びのため必要なご縁だったと感謝しています。)

この気づきで離れた人もいますが、新しく出会った人の方が何倍も多く、素敵な人たちと知り合うことができています。
こんなに世界は優しいのだと感動する日々です。

ここまで来てようやく、誰の目も気にならず、何かに縋らず、自分で考えて行動できるようになりました。

失敗しても自分で責任取るだけ。
よく考えてから、再チャレンジすれば良いのです。

怖くない世界にいると、生きるのが本当に楽しくなり、見える景色も変わります。

私とは違うルートかもしれないけれど、そんな女性が増えるように、少しでもお手伝いがしたい、と思うのです。

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