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敬意を持って問いかけてみよう

こんにちは!
最近機械的なIoTにハマっているでざぱらです。

今回のテーマは、「敬意を持って問いかけてみよう」です。 もともとコミュニケーション空間の設計などをしていましたが、最近対話について興味が出てきて、対話の中で出てくる相手のことを知るための問いかけについて興味を持ち本を読んだり、考えてみたりしました。その問いかけについて書いていきます。

敬意を持って問いかける

敬意を持って問いかけることは、相手のことを知ることであり、チームのパフォーマンスを上げることへ繋がります。なぜなら相手とすれ違いが起こるときは相手のことを知らない状態で過度な期待を持っていることが多く、頭のどこかで「自分の思い通りに動いてくれるはずだ」と思っているからです。問いかけをして相手のことを知りましょう。

当たり前を信じて決めつける

日本に住んでいる人も世界の他の国に住んでいる人も、過去の環境が全く同じ人は誰一人としていません。しかし、日本には暗黙の了解という文化があるせいで、自分の当たり前を人にも当たり前だと決めつけがちです。

私たちは当然のことを聞くことで小バカにされ恥をかいたり、周りで小バカにされた友人がいたり、逆に小バカにしたりした経験があると思います。そういった過去の経験が相手に問いかけることをやめさせることに繋がっていると考えています。

しかし、あの頃、私たちは子供でした。今となっては、世の中の人が思う当たり前が自分の当たり前でないことも、世の中には全く異なるバックグラウンドの人で溢れていることを知っているはずです。

そんなとき問いかけが生きます。

相手がどんな背景を抱えていて、どんな考えを持っているのかを敬意を持って向き合って問いかけることでお互いの理解を深めることができます(対話とも呼ばれる)。

例えば、あなたとエンジニアがペアになって、既に要件が決まっているシステムを作るとします。
そのときあなたはシステムを作るための要件を、エンジニアに伝えるよりも先に、そのエンジニアが「いままでどんな仕事をしてきたのか」を聞きますよね、それと同じことです。

あなたは相手のことを知ることがお互いの認識を擦り合わせることに繋がることということを知っています。その問いかけをする という行為を無意識ではなく意識的に行うんです。

意識的に問いかける

意識的に問いかけるとはいえど、ただ意識的に問いかけるだけでは駄目で、
・相手に興味を示すこと
・相手に敬意を払うこと
・相手に過度な期待を寄せない
・相手に答えを求めた問いかけをしない
の4つを大切にした問いかけをすることで、相手といい関係を築くきっかけになると思っています。

しかし、正直全員が全員に興味を持つことは難しいと思います。
私は初めて人と会ったときに、
この人は〇〇なタイプだろうと無意識的に決めつけていますし、私は特に他人に興味を持つことが少ないので、経験による相手の予測に満足して尚更問いかけるということをしません。しかし、その無意識的なイメージを意識して捨てて問いかけをすることが問いかけを始めることへつながります。

まとめ

今回の話をまとめると、

・相手の背景と考えを知るために問いかけよう
・意識的に問いかけをしよう
・潜在的なイメージを捨てよう

の3つです。

ぜひ身近なところから問いかけをしてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました!

もっと詳しく気になる方は下の参考文献を読んでみてください。


参考文献

①「問いかける技術」 エドガー・H・シャイン

https://www.amazon.co.jp/dp/4862761712/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_DA1uCbMQ3QEWE


②「対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得」井庭 崇 他1名

https://www.amazon.co.jp/dp/4621303147/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_3G1uCb93BAJ0N


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でざぱらのおまけ

先日中野にある麦酒大学へ行ってきました。ビールにもいろんな注ぎ方があり、飲み心地がそれぞれ違うのでビール好きな方はおすすめです。(写真は重参注ぎという2杯のメニューです)


あざぱらでした!!

#コミュニケーション #チーム #パフォーマンス #問いとデザイン #対話 #問いかける