お昼のライブ終了後、お昼を2人で食べるか、という話になり炎天下の中駐車場に向かって駅前を歩いていました。

そして、車に乗り込むと目的地を設定。
海を見て心を落ち着けたくて「セリオン辺りに行きたい」という私に、翼さんは「色々案内してもらおうかな」と。
私は娘を連れてしょっちゅう行ってるけど、セリオンの中をじっくり見ることは今までなかったから凄くドキドキしました。

セリオンタワーに行くと、写真の大きなアートにびっくりしていた彼。
「凄くいいね！」と言われて、私も思わず写真を撮りました。

「ライブパフォーマンスしながら絵を描いてもらうのも悪くないよね」
という話もしながら、エレベーターに乗り込んだ私でしたが、高所恐怖症のあまりどんどん目線は下になりまして…………。
ライブの時に感じなかった冷や汗は止まらず、どこかにつかまろうとしたけどやめました。
「高いとこ大丈夫ですか？」と聞くと、
「むしろ大好きだなぁ」と。

やっぱり師匠は流石だ…………と思った私。
展望室に着いたとき、はぐれないように後ろを歩いていました。
海を見ていた私は、少しだけですが心は落ち着きました。

あ、そうそう。
秋田の非公認ヒーロー、あーまんを布教しました！
「ヒーローなんだ！ゆるキャラみたいだよね」
って言ってましたよ✨
(あーまん見てくれると嬉しいな…………なんて)

そして、メインイベントのお昼。
竹本商店を紹介しました。

これは私のオーダー。
水を取ってから待ち時間、今日のお昼どうだった、と。
「私はMCでスベりました…………」
「大丈夫、俺もスベったから。手応えあまり感じなかったけど、キャパ50人超えてたからね。緊張もしてたのによく頑張ったね」
「いやもう、私は控室で泣きそうでした」
「夜はまた息合わせようね」

という会話で終わって、ライブ後のつけ麺を楽しんでいたけど、私はドキドキのあまり食べるスピードが落ちました。
話はライブの話から変わって、子供の話に。
習い事や外食事情、イヤイヤ期の乗り切り方等、同い年の子供がいる親同士で情報共有しました。
特にイヤイヤ期は親身に話を聞いてくれて、「辛いね」「本当によく頑張ってるね」と言われました。

私がこの空き時間で思い出になったのは、2人で金萬を買いにいったときのことでした。
前を歩いていた高校生くらいの女の子と母親がいたんですけど、その子が手にしていたのは三味線のケースでした。

「あ。三味線。しかも細棹。青森の全国大会に出るかもね。乗り継ぎでここに居るのかも」
「凄い……………頑張って欲しいですね」

その後、駅の立体駐車場でどこに停めたっけ、という話になり、私の記憶を頼りに車の場所まで戻ると、「さすが！記憶力すごいわ」と褒められました。
人の誕生日とか車のナンバーとか、何でもない出来事とかそういうことしか記憶してない私ですが、こうやって褒めてくれるのは師匠しかいないので…………ちょっとだけ嬉しかったです。

師匠とはもう7年の付き合いになるのね…………時が経つのは早すぎます。
そんな話もしました。
これからもお願いしますって伝えました。

最後に夜ライブの模様をたっぷりお届けしようと思います。