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消えたインコは見つかるか?

営業活動の一環としてチラシをまいていた時、マンションの掲示板に以下の張り紙を見つけた。

「インコ探しています」

僕がこの張り紙を見たのが3月。いなくなってすでに6か月が経過している。
買主さんには大変申し訳ないと思いながらも、「はたして逃げた小鳥を見つけることができるのだろうか。」と思った。

そこで、僕なりにどうしたらいなくなったインコを見つけることが出来るか考えてみた。

張り紙にはインコの名前が書かれている。インコは自分の名前を呼ばれていることがわかるのだろうかなどと思っていたら、どうやらインコは自分の名前がわかるらしい。自分の名前を呼ばれると返事をするという。買主以外が呼んで返事をするかはわからない。しかし、名前を理解するということは有力な手掛かりになる。

次にどこを探すかということになる。かごから飛び出したインコは、飛び出した周辺に留まってくれるのか?
インコのもともとの生息地は、熱帯・亜熱帯エリアだそう。そう聞くと、飛び出したらすぐに南の方を目指して飛び立ってしまうのではないか。もうこの辺りにはいないのではないか。
あるいは、熱帯・亜熱帯が生息地なら10月に姿を消したインコが日本の冬を超えることができるかと思ったりした。しかし、関東地方では飼われていたインコが野生化して公園などに住み着いたりしているそう。寒さにも意外と強くて生命力も高いという。
ニワトリも野生化すると、50mくらいは飛んだりするという。野生化すると生命力が格段に上がるのだろう。かごを飛び出したインコは近くの公園あたりで生きているかもしれない。

そうすると、かごから飛び出したインコを探そうとした場合、近くの公園に行って、名前を呼ぶのがいいかもしれない。
もしかしたら、名前を呼ばれて戻ってくるかもしれない。
もしかしたら・・・・

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