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もし自分の子が大麻を吸っていたら?

近年大麻の話題がよくニュースになる。合法化になる国もあれば、ここ日本のように非合法のままの国もある。ここではどちらがいいのかという議論はさておき、もし自分の子供が大麻を吸っていたらどうするかという視点で考えてみる。


まぁ恐らくほとんどの親は全力でやめさせるだろう。


理由は様々あれど、まずはそのモノ自体に対する単純な拒否反応だろう。
なんせまだここ日本では大麻を吸っている人というのは圧倒的に少数であり、それが一体どんなものであるかというのを親自身が知っている人も少ない。つまり未知のモノに対する単純な恐怖心からくるそれである。

これが同じ非合法のタバコや酒なら状況は違ってくる。親自身多少の知見もあり、少なくとも周りに常用者もいる。好奇心旺盛な子であればそれぐらいは、、、と。

もう一つ大きな理由を挙げるとすれば、やはり刑の重さだろう。
大麻に関してはタバコや酒と違い罰金刑だけでは済まない。もれなく懲役刑が付く。

我が子が鉄格子の向こうにいて悲しまない親などいないだろう。

ここで大麻について少し掘り下げてみる。
大麻とは基本的にダウナー系のドラッグの一種だ。
ダウナー系とは精神抑制作用のあるもの、という意味だが、それとは逆にアッパー系と呼ばれる精神興奮作用のあるものが覚醒剤、コカインなどである。


この区分けもどうかと思うのだが、つまり大麻とはある種、精神を落ち着かせる作用があるというのだ。


それならばと、思春期真っ盛り血気盛んな時期に吸ってもらって少しは落ち着いてもらいたいなどと思う親御さんもいるのか??

まぁしかし、そう都合の言い話では終わらない。人間にはホメオスタシスが存在する。ここでそれについての説明は省くが、、、つまりこういうことだ。


アッパー系だろうとダウナー系だろうと、上がった分落ちるし落ちた分は上がるのだ。

つまりどちらにしろ快楽の前借りみたいなものだ。

ここまで書いてきてなんだが、話がまとまらなそうなので、まぁ最初の記事だしこれぐらいにしておこうと思う。



最後に冒頭の質問に戻り、私見でも述べておこう。


『もし自分の子供が大麻を吸っていたら?』


ちなみに私も一児の父だ。

間違いなく辞めさせる。


理由はゲートウェイドラッグになりうると考えるからだ。

ゲートウェイドラッグとはつまりその後、他の薬物への入り口となりうるという事だ。


対処療法の難しさは身を持って分かっているつもりだ。予防するに越したことはない。。。

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