憧れたKG＋への道

　京都には毎年4月になると『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭』『KG＋』という京都市内全域を使った世界に誇れる大きな写真祭が開催されます。
　1か月に渡って100箇所近い写真展を毎年周り、いつか僕も自分の写真を出展したいと動いてきました。
　去年東京までYouTubeでもお馴染みの写真家　上田晃司さんコムロミホさんに会いに行き相談し企画を練りました。
MONO GRAPHY Camera & Artを経営するMONO GRAPHY 合同会社がキュレーションし、浄土宗の大本山百万遍知恩寺の塔頭寺院「瑞林院」と知恩寺の大殿東横壁への展示をすることに！

瑞林院では、木下大輔さんと山口規子さん
大殿東横壁外展示は、新たに写真家のkanamaru.さんとコンビを組んだ僕mappy

ついにKG＋に応募することになったのです！

見事！公募が通り本格始動

　昨年12月末に応募してから1か月みんなドキドキしながら待ち続け2月3日KG＋のホームページに我々の名前が突如現れたのです！
歓喜の雄叫びをあげお祝いしました。
　そこからの2か月は作品作りとポスター作り
の会議とバタバタしていましたがポスターのレイアウトも完成し本日解禁となりました。

KG＋2024 我々の展示内容

『KASANARI -Overlap of lives-』

人生は様々な偶然の事象の重なり合いにより紡がれ、世界はそういった何十億人分もの人生が幾重にも重なり合うようにして成立している。
本展示では、そんな人生の「重なり」を4名の作家の作品で表現する。

木下大輔
『Blue Mind』　
　　　4.13（土）ー4.25（木）10:00~17:00
　　　休廊日4.19（金）22（月）
　　　　　会場　百万遍知恩寺　塔頭　瑞林院
家族と通う馴染みの川辺で往来する人々を撮影しながら、彼らの人生に自身の娘の人生を重ね合わせ、想いを馳せる。

山口規子
『I was there.』
　　　4.27（土）ー5.5（日）10:00~17:00
　　　　　会場　百万遍知恩寺　塔頭　瑞林院
ギャラリートーク（予約不要）
　　　4.28（日）5.4（土）各回14:00-14:45
激務の合間を縫い東欧諸国に旅立ち、市中の人々を撮り歩いた21年前のネガフィルムを掘り起こして暗室で手焼きし、被写体の人々のみでなく自身の人生にも向き合う。

kanamaru.とmappy
『求握』　　　　　
         4.27（土）ー5.12（日）6:30〜17:00
　　　　　　　会場　百万遍知恩寺　大殿東壁
複数の画像を重ね合わせたポートレートと心象風景的スナップ写真を組み合わせ、架空の人物「彼」の生き様を描く

是非見にきて欲しい！map番号20

4人の作家が各々の方法で、自身や他者の人生に向き合った作品を屋内外3つのセクションで展示します。
プラチナプリント、ゼラチンシルバープリント、インクジェットプリントと多様な手法からは「写真表現の重なり」も感じられます。
あらゆる角度から、いくつもの人生の重なり合いを楽しんでください。

百万遍知恩寺
〒606-8225
京都府京都市左京区田中門前町103

市バス
百万遍より徒歩2分
京阪電車
出町柳駅より徒歩10分