32年ものあいだ。

今日から平昌オリンピックが開催される。テレビでは「日本選手の活躍が期待されますね」と、にこやかな笑顔を保ちつつニュース番組などで報道されている。

私は熱心なオリンピックファンではなくて、「にわかファン」である。ほぼ日でオリンピック期間中に掲載される「観たぞ」で、夏季・冬季ともに「いろいろな競技があるんやねえ」と面白がる程度。テレビにかじりついて応援する、というわけではない。タイミングが合えば「観ようかな」と思うくらい。

それほど、オリンピック熱が高い訳ではない。けれども、ニュースで報道されていた言葉にハッとした。

「葛西選手、8度目のオリンピックに世界中の期待が高まります」

8度目。4年にいちどの開催だから、32年間ものあいだ、葛西紀明選手はスキージャンプという競技に向き合ってきたのだ。スキーのジャンプ競技なんて、ケガをすればそれこそ命の危険がある。それを32年もの間、オリンピックに出場できるというコンディションを保ち続けているというのは、凡人の私にはちょっと考えられない。

プロだから、とか、メンタルが強い、とか。そういうことだけでは済まされないだろう。32年というのは、長い。葛西選手は私が5歳のころから、ずうっと第一戦で戦い続けているのだ。

平昌オリンピックは時差もなくて、夜更かししたり、朝早く起きたりしてテレビで観戦する、というのはほとんどない。(録画したものを見るのは別だけれど)葛西選手のジャンプ、男子ノーマルヒルは、できればオンタイムで観戦し、応援したいと思う。

レジェンドなんて呼ばれているけれど、いや、まだ現役だから、伝説自体を更新できる。怪我だけはしないよう、がんばってほしい。


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間詰ちひろ

主にエッセイ。ときどき物語。イベントレポートなども書いています。BOOK SHORTSで開催された「LOVE KAMATA AWARD」大賞受賞。横浜にあるnaludesign・onedafulldaycafeに在籍。連絡先 wachikarin@gmail.com

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