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佐渡島さんの記事を読んで、思い出したこと。

先日、佐渡島さんが1月10日に書かれた記事「人生でワンクリックを減らす」が、とても印象的でした。

この記事は、さまざまな示唆に富んでいて、特にメガネをかけている又は、コンタクトを装着しているひとには、ちょっと考えさせられる内容です。私自身、メガネをかけているので、読んだ後にすぐ「レーシック」について記事にリンクされていた病院を調べてみました。

この記事をよんで、私が思い出したことがふたつ、ありました。

ひとつは友人のレーシック体験について。

私の友人が何年か前にレーシックの手術を受けたんです。その理由が、結婚したばかりの旦那さんもレーシック手術を受けていて、その理由になるほどな、と思ったから。

彼女の旦那さんは、警察官なんです。夜勤もあるし、徹夜で仕事なんてザラ。とにかく体力勝負で、交代で仮眠を取って、すぐに出動、ということもあるそうです。

そんな過酷な状況で「視力が悪い」っていうのは、デメリットでしかないですよね。仮眠する都度、コンタクトを外すわけにもいかないし。メガネなら付けたり外しは簡単ですが、メガネって、結構すぐにレンズが曇ってしまいます。しょっちゅう拭いていなきゃいけない。メガネを外して、まだぼんやりと見えているならいいですが、なーんにも見えなくなるほど視力が悪いと、とにかくメガネだけは死守しろ! ってことになります。

友人の旦那さんは仕事での緊急の場合、自分自身のメガネがリスクになる、と考えてレーシック手術を受けたそうです。

友人自身は、介護福祉士として働いていて、そんな「緊急時のリスク」を考えるような暮らしはしていないんです。けれど、旦那さんの「メガネがリスクになる」という考えに納得してレーシックを受けたと言っていました。

前に聞いたときは「ふーん。でも、レーシックって怖いから、私はやらなくてもいいかな?」と思っていたんです。でも、佐渡島さんが書いてらしたQOL(quality of life)が変わる、っていうのと微妙にリンクするなぁと思いました。

ちょっと真剣に、レーシック手術について考えてみようと思います。
メガネは気に入っていて、昨年5月に新調したばかりではあるのですが。レンズを拭くのが結構手間だなあと、思うんですよね。レーシック、ちょっと怖いなと思うのですが、いろいろ調べてみます。

もうひとつは、かなり本題から外れてしまうのですが

ホリエモンが言うことは、どんなことでも一度は信じてやってみる方なのだが

というところ。
ホリエモンこと堀江貴文さんがおっしゃることは、革新的だったり、効率的なことが多いのだろうと思います。信じてやってみよう、となるのもすごくよくわかります。

この「〇〇さんが言ってたから、信じる」という思い出がひとつあって。

もう20年近くまえに亡くなった祖父の話です。
祖父は、祖母はもちろん、子供達(私の母や、おじさん達)が「こうした方が良いよ」というアドバイスにまったく耳を傾けてくれない人でした。

明治生まれの頑固者でしたし、裸一貫で商売を始めて、成功させた人でしたので「女、子供の言うことなんて、聞いてられるか!」というタイプでした。孫の私にも厳しくて、あまり祖父と話した記憶はありません。(怖くて、どちらかというと私が避けていました)

しかし、そんな祖父が「ここで聞いてきたから間違いない!」と、断言する場所がありました。

それは祖父が通っていた「囲碁センター」。
おそらく、顔なじみの人しか集まらない場所だと思います。祖父は晩年、足が不自由になり外出できなくなるまで、ほぼ毎日囲碁センターに通っていたそうです。

祖母に言われたら絶対に試さないであろう「玉ねぎを食べると血液サラサラ」だとか、「麦茶が、なんかいいらしい」くらいのあやふやな情報ですら「センターで聞いたから。間違いないわ」と試して、続けていたそうです。

囲碁センターに、怪しげなツボとか売る人がいなくてよかったわ、と母がため息混じりに話していたことが思い出されました。

かなり本題から外れてますよね笑。
すみません。

でも「この人の話は聞く価値がある。この人が言っていることは試してみよう」って思えるのは、すごいことだと思うんです。

これは、話の価値、というよりも話している人が信用できる、ということですよね。ビジネスパートナーの場合ならば信用や信頼がかなりの割合で大切ですよね。

価値がありそうな話って、玉石混交で、世の中にはたくさんあります。また、この人にとっては価値があっても、自分には価値がない、ということもあります。

ですが、そういったことを抜きにして「あなたが言ったことは、信じて、試してみる」っていうのは、よほど信頼していないとできないことです。

盲信しすぎるのは、ちょっと考えものかも知れませんが、ひとつの指針として頼れる人がいる、というのは大事だなと思います。

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