見出し画像

わたしの身体はヨーグルトで作られている

わたしの身体はヨーグルトで作られている、なんて大げさなタイトルに聞こえるだろう。

しかし、わたしの食生活を考えてみると、あながち大げさでもなんでもない。かなり偏った食生活をしていることは自分でもわかっている。

わたしは365日のうち350日くらい、朝食はまったく同じメニューを食べている。後の15日は、実家に帰省したときとか、始発の電車に乗るなどの朝早くに出かける用事があって、ゆっくり朝食を取れないときはイレギュラーな朝食となる。

朝食は、食パン(6枚切り)を1枚、ホットココア、キウイ1個、そしてヨーグルト。朝食べるヨーグルトは種類も決まっていて「LG21・アロエ入り」である。

この朝食のパターンは、もう3年くらいは続いている。その前は食パンではなく、シリアルを食べていたのだけれど、キウイ・ホットココア・ヨーグルトのメンバーは変更されていない。

「LG21」を食べているには理由がある。「LG21」は、腸で働く乳酸菌ではなく、パッケージに表記されている通り胃の中で活躍する乳酸菌が含まれている。

なんのために乳酸菌が胃の中で働かなくっちゃいけないの? と疑問に思われる方もいるだろう。乳酸菌は腸で働いてナンボだろう、と。しかし、LG21乳酸菌は、胃で働いてこそ、その力を発揮する。

LG21乳酸菌の正式名称は、Lactobacillus gasseri(ラクトバチルスガッセリー)OLL2716株。酸への耐性が強く、胃酸という強酸性条件下でも増殖可能であるという。

胃の中で働く細菌、と聞いてピンと来る方もいるかもしれない。「ピロリ菌」と呼ばれる細菌をご存知だろうか。

ヘリコバクター・ピロリという細菌は、慢性胃炎や慢性胃潰瘍、さらには胃ガンの原因になりうる細菌として知られている。地方自治体によっては40歳以上ならピロリ菌感染検査への助成金が出るところもある。感染経路は明確には解明されていないので、こうすれば感染しない、とは断定できない。

わたし自身、初めて人間ドックを受信した35歳の時に、初めてピロリ菌に感染していることがわかったし、ピロリ菌由来の慢性胃炎になっていることが判明した。その後、投薬治療によってピロリ菌の除菌は成功したけれど、胃炎自体が良くなっているわけでもない。

毎年、胃カメラによる定期検査を受けているけれど、自分自身で何か胃に良い事は出来ないかと考えた。そうして、胃の活動を少しでも助けてくれそうな「LG21」を毎朝食べている。アロエ入りを選んだ理由はただひとつ。プレーンより、味が好みだから。毎朝「ああ、美味しい」と思いながら食べている。美味しく食べて、健康にも役立ちそうだなんて、ありがたい。


昼食は、朝食よりもバリエーションがある。

わたしは平日はいつも仕事で、勤務先で昼食をとる。お昼ご飯も、決まっている。ミックスサンドイッチと栄養機能クッキー1枚、そして「THE GREEK YOGURT」。週5日、決まってこれを食べている。

このヨーグルトを食べた時、「うわーおいしい」と声に出してしまった。わりと最近発売になった「レモン&ハニー」ソースの乗っているギリシャヨーグルトはとにかくおいしい。パッケージに書かれている「たんぱく質」が、わたしの食生活には足りていないかも、という理由からこのヨーグルトを選んで食べている。

たんぱく質を摂取するなら、たまごや、大豆、ささみなど色々ある。なぜヨーグルトを選んだかというと、やっぱり美味しいから。この「THE GREEK YOGURT レモン&ハニー」は1個あたりたんぱく質は7.6が摂取できる、「高たんぱくヨーグルト」なのだ。美味しくって優れものならば、選ばない理由はない。

食生活が偏っているのはわかっているけれど、職場でのお昼ご飯がいつも一緒なのには理由がある。それは、朝食のところでも少し触れたけれど、胃が痛くなるからである。お昼ご飯にいろんなものを食べると胃が痛くなることが多く、残念ながら、あまり挑戦してあれこれ食べようとは思えないのである。そうして、毎日「サンドイッチとヨーグルト」というお決まりのメニューである。でも、毎日「美味しいなあ」と思って食べられるのは、やっぱりヨーグルトが好きだからという以外に他ならない。


さすがに夕食は、ヨーグルトじゃないでしょ? と思うかもしれない。しかし、残念ながら、夕食もヨーグルトを食べる。これは単純に「デザート」として食べている。プレーンヨーグルトにジャムとかハチミツを混ぜることもある。4個に分けられるバラエティパックのものを買うときもある。最近お気に入りなのは、生クリーム成分の強いヨーグルト。(明治のコンテストなのに申し訳ないが)とてもおいしい。

ただ、仕事に疲れていたり、食欲がない日には、夕飯は「ヨーグルトのみ」ということもある。なんというか、疲れ果てて、何にも食べたいと思えなくても冷たくて、のどごしの良いヨーグルトなら食べようかな、という気持ちになれるのだ。

わたしの食生活はかなり偏っている。それは分かっているけれど、わたしのとってはこの食生活はベストなのだ。健康診断で血液検査で引っかかる項目もないし、胃炎の定期検査では、現状維持ではあるものの悪化はしていない。

わたしの身体はヨーグルトで作られている。そして、これから先もヨーグルトのお世話になる気満々である。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうござます。 スキやフォローしてくださると、とてもうれしいです。