はたらきながら、書いて、生きて、また書く《cakesnotefes report _2》

6/29,30と2日間にわたって開催されたcakesnotefes に参加しました。
数記事に分けて、会場で語られたトピックをご紹介するこのシリーズ。
レポートの2本目は、クッキー屋さんのサクちゃんさんと、バー店主の林伸次さんがご登壇した、『はたらきながら、書いて、生きること』について。

渋谷にお店をもつおふたりが語った、それぞれの執筆スタイルをまとめました。

最所あさみさんとチャーリーさんのセッションはコチラから↓↓

※適宜要約しています。
※ここからは登壇者の一人称です。

お店をやりながら、書いてきた

サクちゃん:私は富ヶ谷でクッキー屋さんをやっています。noteではお店作りの過程やこれまでに経験してきたことを書いています。
続けていくうちに、多くの人に読んでもらえるようになりました。

林伸次:僕は宇田川にあるバー「bar bossa」の店主をやっています。この会場からも近いですよ。

林伸次:今日は僕、かなり緊張してます......。

サクちゃん:ふふ、かわいい......笑

林伸次:あ!女性が男性にかわいいっていうとき、それ、寝てもいいっていう意味が込められているんですよ。
女性は男性に対して、心のどこかでヤってもいいかどうかを判断しているんですって。かわいいっていう時は、押して押しまくればやってもいいという判断になるんですよ!

サクちゃん:こういう話をしないとダメなんだから……(笑)

いつ原稿を書いているの?

サクちゃん:トークのタイトルは『はたらきながら、書いて、生きること』だけど、私たちに限らず、みんな働きながら書いてるよね。

林伸次:じゃあ僕らも皆さんも一緒ですね。

サクちゃん:私はクッキー屋だけど、普段お店に立っていないことが多くて、執筆に充てる時間が確保できるんですけど、林さんは毎日お店に立って働いていますよね。
いつ、原稿を書いているんですか?

林伸次:僕はお店に立つ時間以外は誰にも会わないようにしています。いつ書いてるのって、よく聞かれますね。

サクちゃん:そのコントロールが神がかっています。私、暇なはずなのですが、時間があるとかけないんです。林さんはnoteもcakesも書いていて……どうやって時間を確保しているんですか?

林伸次:まず、僕は携帯電話を持っていません。今手元にあるのは妻に持たされたお下がりです(笑)。
スマホを持っていると何かと、LINEや「いいね」の数をチェックしちゃうんですけど、多くの人は毎日そういったタスクに2時間くらい使ってると思います。僕はそれが怖くて持てない!

サクちゃん:へー!スマホを持たないのは最初から?

林伸次:一回だけ持ったことはあるんですけど、ついつい使ってしまうので、早々に捨てました。代わりに、ポメラっていうワープロを使っています。インターネットに繋がっていないので、調べ物ついでにSNSを見ちゃうなんてことを避けられますよ。

noteを更新するモチベーションとは

林伸次:僕は「毎日書く!」って決めないと、怠けちゃうんですよ。サクちゃんは特に決めていないとのことだけど、執筆へのモチベーションはどこから湧いてくるんですか?

サクちゃん:私は時期によって異なりますね。早く書きたい!という時期も、書かないって決めていた時期もあります。
最近は「月刊自己肯定感」という月額制の共同マガジンを、Dr.ゆうすけさんと書いています。

林伸次:僕も定額制のnoteマガジンをやっています。一日1本あげて月額300円だから、1本10円です。現在の読者数は600人ほど。それくらいの母数がいると、ツイートでシェアをしてくれるインフルエンサーの人たちも現れて…!たとえば田端さん、カツセさん。そういうときは結構伸びて、記事が単品で売れたりもします。全部あわせると、毎月20万くらいの収入になっています。

クローズドなマガジンの上手な使い方

サクちゃん:私、雰囲気守りたい委員会なんです(笑)。最近は役に立つ系の記事が売れる傾向にあるけれど、私はどうでもいいことを書く場所を守りたい
「月刊自己肯定感」では、やる気が出ないとかストレートに書くんだけど、そういうのはオープンな場所で書きづらいですよね。マガジンでは、私の経験エピソードにDr.ゆうすけさんが医学的なコメントをくれるんですけど、これもクローズドだから書かせてもらえている。
noteの有料記事は、入場料のようなものですよね。

林伸次:うんうん。僕も無料の記事ばかり書いていた頃は、Twitterで「バカ」とかきてたけど。

サクちゃん:バカって……(笑)

林伸次:そう、「バカ」って(笑)。でも有料だと鍵がかかっているようなものだから、悪口は減ってくるよね。僕のことを好きな人だけが読んでくれたらいいなって思います。

サクちゃん:私は悪口を書かれないんですよ。

林伸次:え、そうなの!

サクちゃん:はい。これは自己肯定感低い人の強みだと思うんですけど(笑)、誤解を生むような言い回しについて敏感なんです。
ただし人の反応を気にしすぎると、何も言ってないみたいになるから、言いたいことがあるときに、私のキャラクターとしてどれが最適かを考えています。実物の私は、本当はすごく口が悪いんですけど、書くというシーンにおいては、設定を大切にしています。何を書かないかを決めているんです。それを徹底しているから、悪口を書かれない。
……この話をきっかけに悪口書かれたらどうしよう(笑)

《帰宅後にやったこと①》にゃんこ大戦争を削除した

筆者です!
このセッションも全部は拾いきれなかったのですが、書くことに勇気をもらえる貴重なお時間でした。帰宅後、執筆に対するモチベーションが上がったあまり、次々にアクションを起こしてしまいました。
なんだろう、サクちゃんと林さんの言葉は、全部スっと入ってきたんだよな……。

書き続けるっていいことだなと、心底思った。
スマホなんていじってる場合じゃないなと。
そう思って私はiPhoneの画面をこうして……

こうじゃ……

絶賛マイブームだったにゃんこ大戦争を消しました。

ネコカンいっぱい集めてたし、ちょうど狙い目のガチャも始まったけど、削除してしまいました。そのおかげでこの記事が上がっています。スマホなんてなくなれ……。

《帰宅後にやったこと②》好きなことだけ書くマガジンを始めた

サクちゃんの「月間自己肯定感」のように、どうでもいい情報を垂れ流す場所を私も持ちたいと思いました。
私がnoteを書いているのは、世の中に言いたいことがあるっていうのも理由の一つではあるんだけど、何より書くことが好きだから。
一心不乱にキーボードを叩いて、形ができていく、その過程が好きなんだ。

「人に読まれるものを書かなきゃ」「読んでくれた人を満足させなきゃ」みたいな義務感に駆られてしまって書ききれなかったりするのが勿体無い。好きなこと書いてりゃいーじゃんって、思うことにした。

そうして始めたのが、『もっと気楽に生きたい』

……というマガジンです。もちろん無料なので、どんな私も愛してくれる人だけ読んでいただければ幸いで候。


そんなこんなで、サクちゃんと林さんは私のnote人生をちょこっと動かしてくれました。本当にありがとう!!

p.s.
林伸次さんが16回書き直しをした小説が、今度発売されるらしいです。「原稿をまとめてcakeの社長さんに持って行ったら、『これ、2000部の思い出にしたい?ベストセラーにしたい?』って聞かれて、もちろんベストセラーがいいですと答えたら、16回書き直すことになりました」とのこと。楽しみだな。

はじめましての方に、筆者の自己紹介
==マエ(まえかわゆうか)==
編集者・ライター。1993年生まれ。雑誌の編集プロダクションを経て、Webの制作会社に入社。2018年7月から、右足会社員、左足フリーランス生活をスタート。暇があればブログを書いたり寄稿したりしている。
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あなたのおかげで次の原稿が書ける!また読んでくださいね。
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まえかわゆうか / 編集者

プロフィール画像ほど激しくもない25歳です。とんがりコーンは一度指に差してから食べます。

cakes note FES'18 noteまとめ

6月29日、30日に開催した、「cakes note FES'18」のレポートnoteをまとめました。
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