キッズスクールメルマガvol.03「フォローアップについて」

この記事は音読道場キッズスクールのメルマガを引用しています。
ここではスクール内でおこなわれているフォローアップの報告とその効果が記述されています。
キッズスクールに関心のある方は是非ご一読ください。

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こんにちは。音読道場キッスクールの前田です。
木曜日はフォローアップでした!どんな内容だったのか、簡単にご説明したいと思います。

[内容]

①音読チェック

口のかたちやひびきの確認を行っています。まずは参加者全員が正確に音読できることをフォローアップ最優先事項にかかげています。

②漢字チェック

ここでは、視聴した授業を言語化できるかを確認します。口頭試問によるチェックシートを作成して確認します。
ただ、おもしろかったやわかったなど、具体的でない返答も多いので、スタッフはさらに深堀りして、考えていることを言語化するフォローを行います。特にこの授業で最も大切だと思ったことは?という質問は毎度行います。これは主題を掴む訓練で、普段の学校での学習にも大いに役に立ちます。今回は間違えやすい部首をもとに、漢字の成り立ちを知ることの意義を解説しました。なお、2月は暗算チェックなし。

③質疑応答

基本的に自由に質問できるようにしています。今回は、算数ラボを先にやっていいのか?という質問が多くでました。
もちろん、先にどんどんやってください。それで分からないところだけ、質問するのもありだよ、と伝えております。
こちらから宿題を出すことはありませんが、観察していくうちに、子どもたち自身に「あなたの課題はここだよ。ここをクリアすればもっと賢くなるよ」ということはその都度伝えていきます。

[観察日記]

前回のフォローアップは、かくれんぼで盛り上がりました。
これは、zoom上で部屋をいくつか用意して、鬼(校長)からzoom上で逃げ回る遊びです。
かくれんぼは、zoomのブレイクアウトルームを使い慣れることが目的でした。 まだ、zoomやオンライン授業の視聴方法など、使いこなせないという場合があると思います。ですが、個人的にはそれ自体が数学の学習につながってると思っています。
というのも、数学では、答えが決まっているので、プロセスを間違えると一向に答えが合わないということが起こりがちです。

え、なんで?合ってるに決まってるのに!と思う子も多いですが、どこで間違えてるのか、過程におけるミスを見つけ出そうとする思考法は数学を解くうえでも有用なんです。 まぁ、そうした背景からプログラミング教育が国をあげてもてはやされているのですが、個人的にはあえてプログラミング教育とかいわなくてもパソコンを使いこなせるようになるだけで、十分プログラミング教育であり、数学の基礎能力を開発できるんじゃないかと仮説を立てています。

キッスクールのホームページや動画配信サービスはすべて校長がDIYで一人で作っています。そのため素人感満載ですが、だからこそおかしいところが何なのかもこちらが発見し易く、いうならば、ホームページや配信自体を教材として作りこんでるわけです。

パソコンの使い方がわからない。。授業を聞けない。。とお困りの場合もあるかもしれませんが、大切なのはその瞬間アタマが良くなってるかどうかだと思っています。

パソコンの使い方がわからなくて困っていても、試行錯誤して問題をみつけて解決できたら、それだけでもかなり能力開発に成功しているとみています。 お分かりいただけましたたでしょうか。つまりオンラインで授業するということ自体、子どもの算数脳、論理的思考能力を鍛えられるようにしていこうとしているわけです!!!

大げさかもしれませんが、そんなふうに考え、子どもたちが悪戦苦闘してる姿をほほえみながら観察している校長でした。

長文読んでくださりありがとうございます!

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