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タイミングから生まれたわたしの「すきなもの」

わたしの「すきなもの(ひと)」は、

”ねぇ、移動しながら同棲しようよ”

と突然言い出すような人。



タイミングというものは本当に大事なもので、わたしの「すきなひと」は突然生まれた。


もともと大学で出会った仲間が、

その日たまたま大学で久しぶりにばったり再会し、たまたま予定が合い、たまたま一緒に楽しい時間を作り上げることができたその日に、わたしの「すきなひと」に変身してくれた。


「すきなひと」とは、完全なる勢いのスタート。わかってはいたが、価値観は違うと感じることは多々あり、たとえば”家を出る時間まであと10分”だとしたら、わたしは”10分しかない”と認識し、「すきなひと」は”10分もある”と認識するくらい(笑)。



違っているからこそ、自分が考えてもみなかった選択肢を言ってきたりする。


そしてその自分のなかで選択しないであろう道を、選択しなくてもいいのに、選択していて、結果楽しんでいるのは、「すきなひと」がいるからだとあらためて思う。ということでわたしは移動しながら生活をすることになった。





もしあの日、たまたま大学で久しぶりにばったり再会することもなく、たまたま予定が合うこともなく、たまたま一緒に楽しい時間を作り上げることができたその日がなく、わたしの「すきなひと」に変身しなかったら、


と思うと人生においてタイミングってすべてなのでは・・・?と感じる。


どこがすき?と聞かれたら、”これだからすき!”とすぐに答えることができる”これ”がじつはない。でも、仮にその答えである”これ”が無くなったら好きじゃないことになるような気がして、明確な答えはなくていいものだと思い込むことにしている。



わたしはそんな「すきなひと」と大学生、社会人、そしてフリーランスという人生中で約4分の1を過ごすことになる。そしてこんな思ってもみなかった人生を、これからも歩んでいくのだ。



.。oO(おこづかい