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愛知と名古屋。県と市は仲が悪い。

これFacebookにも書いたんだけど、再編して整理。『SDGs AICHI EXPO 2023』に行った日は、午前中に『木工機械展2023』にポートメッセなごや新館にも行ったので、なんだかな〜的な思いです。

2023年10月8日(土)、会場は「Aichi Sky Expo」。
『SDGs AICHI EXPO 2023』に行っってきました。

愛知県と名古屋市が足並み合わないままに先行建設された国際展示場である「Aichi Sky Expo」。海外からのお客には便利とセントレア空港島内に開設されたけれど・・・どうなんやろ?来場者少ないし、大丈夫なんかいな?

来場者の交通費比較

国内利用者が、一般道を使って自動車で行った時

Aichi Sky Expo:セントレアにつながる橋を渡るだけで片道180円。
        駐車場は800円
        合計:1,160円

ポートメッセなごや:駐車場代1,000円
(裏技で、ファニチャードームで買物しての駐車場利用というのも)

「Aichi Sky Expo」の方が高い!
ま、こちらも裏技で、常滑イオンからシャトルバスを使うという手もあるんだけど、時間かかりますよね・・・

国内利用者が電車を使っていく場合(名古屋駅から計算)

Aichi Sky Expo:名古屋駅から35分 1,250円
ポートメッセなごや:名古屋駅から31分 360円

やっぱり「Aichi Sky Expo」の方が高い!
(そりゃ、来場者少ないはずやで)

これ、愛知県外の方々からしたらどうなんでしょうね。まだ綺麗なうちはいいけど・・・どっちも遠いやんって、どっちにも来ないか〜

そんなことを家内と話しつつ、一応行ってきました。
この企画自体はいいのよ!
でも、まだボヤきたいことがある・・・

Aichi Sky Expoの天井照明はLED

ここの天井照明は、LEDだろうけれど青味が強いのかな〜、この年寄りの目には良くないな。アンケート用紙をいただいても、よく見えない。もちろん、老眼で小さな文字が読めないってレベルじゃなく、なんだか読みづらい照明なのよね〜、寒々しい薄暗い照度なんだよなぁ〜、そう感じるのは私だけだったろうか。

それにさ、橋を渡って、セントレ島に入ってからよ。
料金所を通ると、空港へ進むわけ。
そりゃ、空港利用目的に設けられた動線だから当然だけれど・・・「Aichi Sky Expo」に行くには、ずっと奥まで行って「Aichi Sky Expo」を通り越して、Uターンして戻って、また「Aichi Sky Expo」を超して奥の駐車場を利用するという流れ・・・面倒なのよね。

それに、この駐車場はナンバー読み取りがない!って怒ってたら、それはありました。ごめんなさい。

『SDGs AICHI EXPO 2023』

さてさて、『SDGs AICHI EXPO 2023』前回に比較してやや規模が拡大した感はあるけれど、やはり来場者はまばら。なかなかこの手のイベントで集客するのは難しいのかな?でも中身はどこも秀逸。今回びっくりした企業の取り組みは、この2社。

ワタミ株式会社
ホンダロジコム株式会社

ワタミは全国居酒屋チェーンであり、ブラック企業と揶揄されて久しいが、出展においては、それを隠すことなく真摯に取り組まれていることが表されていた。これを説明してくれる、入社3年の若者が堂々と話してくれるのがまた素晴らしい。もちろんそれ以外も、宅食事業では食品端材を鳥の餌として利用したり、その容器回収も自ら取り組んでいたり、有機栽培農場や森林管理も請け負っていたり。土づくりから数年、あるいは森林管理を数十年のスパンで見通しているというのだから、ワタミはいつの間にこんな企業になっていたのかと驚いた。

ホンダロジコムは、物流に関わる様々な事業を手掛ける中堅どころの企業と説明してもいいだろうか?その企業ブースでは、なんやらキクラゲ商品を展示・販売していた。「春日井」という文字も見えたので、春日井の生産者と連携されてるのかな〜くらいでお邪魔すると、自社の事業として障害者雇用も捉え「春日井ファーム」を運営されているという。地場企業ならではの素晴らしいお取組にびっくりさせられた。

会場入り口に右側に住友商事グループ、左側の黄色いところがワタミ

あと、やはり一番目を引いたのは入り口で大きな一角を占めてプレゼンテーションされていた住友商事。言わずとも知れたビッグ企業だが、なぜわざわざAICHI EXPOへの出展なんのか?それもオフィシャルパートナーとして協賛してまで・・・これを先見性の名と評価できるのが早々に来ることを願っている。

そのほか、他の展示会にはあまり見られないというか『SDGs AICHI EXPO 2023』出展者に特徴的なのは、行政機関・市町村や高校・大学などのブースが同時に見られることかも知れない。『SDGs』の17に分かれた目標にどのようにチャレンジしているかという点では、どんな組織も企業も参加できるという点で、この出展者同士の交流からまた何か新たな取組みが始まるかも知れないと思うと、ワクワクする。

一見、地味な展示会で、来場者もまだまだ少ない心配になる展示会だけれども、次回開催にもまだまだ期待したい。愛知県の企画だけれど、次回はポートメッセなごや開催で、人流の違いが起こるか試してみたらどうだろうか?SDGsの精神で行くなら、ポートメッセなごやの旧館を利用したらいいね〜。あるいは規模感からすると、吹上ホールでもいいかも!

もう一つ、ダメ出しを

この展示会の入場登録でいただけなかったのは、『Yahoo! パスマーケット』を使うところ。もう、Yahoo!アカウント使ってないし、もう面倒だから、名刺と手書きで対応・・・もっと他のツールがあっただろうに。
ポートメッセなごやでは、スマホで入力ホームに入れた内容(データ登録)をQRコードに画面出力して、受付のプリンタ横のリーダーに読ませて、入場登録証を発行・・・って流れだったけどな・・・

まだ、Yahoo!アカウント持ってる人いるの?

企画や内容はいいのに、会場がイマイチで残念だったね。

冒頭の記述に戻るけれど、「Aichi Sky Expo」愛知県と名古屋市が足並み合わないままに先行建設された国際展示場。海外からのお客には便利とセントレア空港等内に開設されたけれど、そんなことはないはずです。

海外からの来訪者は、もちろん空港に着いて、すぐに展示会場に行けるのは便利かも知れないけれど、その方々は空港島に留まりたいはずがない!

愛知県の他の観光にも行きたいわけだ!

それに、空港を抱える常滑市はじめ周辺都市だって、空港島に来日客を止まらせたいわけはなくて、もっと地域にお金を落とさせたいわけ。

そういう意味でも、空港島内の国際展示場は、宜しくないかな。
だからって、ポートメッセなごやが良いってわけじゃないけどね〜

今日はここまで。

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