まえぴょん@抽象思考オタク

自身が鬱になり、なんとか復活した経験から、自己肯定感と論理的思考力さえ高ければ鬱になりにくく、そして社会でも活躍できる人材になるという仮説を立てました。2018年に設立したNPO法人他力本願研究所では、その仮説をベースに人材育成に取り組んでいます。趣味:テニス、飲酒、考えること。

【vol.011】 自分が苦しくない領域に逃げてコトが前に進み出した②

地域課題解決型シェアハウスみんなの家の運営と法人化

嵐のような10日間が終わると、いろんな人が会いに来てくれました。選挙って不思議なもんですね。それまではロクに人の話を聞いてくれなかった人でもこちらの話に耳を傾けてくれるようになったり、身近なお困りごとの相談をされるようになったりで、一躍時の人の付き人みたいな状態になっていました。

しかしそんな状態でも、やはり不安はしっかり残っていました。果た

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【vol.010】 自分が苦しくない領域に逃げてコトが前に進み出した①

木酢液事業から逃げてまちづくりへ

私が鬱になる前から自社にコンサルとして来てもらっていた横田親(よこたいたる)という男がいました。彼はリクルート出身の変わり者で、話は非常にロジカルだし、それでいて感性も豊かだったので、当時の私はとても懇意にしていました。

そんな彼には木酢液事業のコンサルをお願いしていたわけなんですが、

「前川さん、一緒にまちづくりをやりましょうよ」

と会うたびに誘ってくる

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【vol.009】 内観し、取り除きたかった「経済的な不安」と「心身的な不安」

休んで、落ち着いてきて、内観ができるようになってきた

春になり、妻が二人の息子を連れて家に帰ってきてくれました。無事に一人増えまして。

それまでの冬の一軒家に一人で過ごしていた「陰」の暮らしとは打って変わって、「陽」の環境になりました。ポカポカした陽気の中で、長男のバタバタと廊下を走る音を聞いたり、次男のかわいく泣く姿を見たりしていると、少し、心が救われるようでした。

ようやく、家族から力を

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【vol.008】 鬱から抜ける考え方 水を飲むことの称賛から

「水を飲めたことがそんなにすごいの?」

そんな感情の浮き沈みの激しい日々を過ごしていたのですが、私を救ってくれたキッカケが、ある会話にありました。

それは当時テニスでミックスのペアを組んでいた仲間からの電話でした。彼女は看護師で、人の心身の構造への理解があって面倒見の良い人でした。

友人:「今日の体調はどう?ご飯食べた?」
私:「メシはまだ食べられてない。」
友人:「水分摂ってる?」
私:「

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【vol.007】 鬱の日々

会社を休んでむせび泣く発症直後

ただでさえ精神的に参っている時だからこそ、最後の最後には力を貸してほしいと願っていた親から、私の「死」を是認するかのような発言をされたことで、精神的に取り付く島がなくなってしまいました。

もうこの世の中の誰にも頼れない。冷たい真っ暗闇の大海原に、独り放り出された感覚になりました。

その日以来、会社の事務所に行けなくなりました。それまでは、何がなんでも自分がリー

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【vol.006】 鬱になった瞬間

鬱になった瞬間

そんな八方塞がりの時に、東北からある取引先の担当者が訪問してくれました。せっかく遠路はるばる来てくれたんだし、私もいろいろ話を聞いて欲しかったので、その担当者と二人で飲みに行こうという話をしたところ、両親もそこに連れて行けと言いだしました。

父親の存在が鬱陶しいから同席は嫌だったんですが、父親は一度言い出したらなかなか方針を変えないので、仕方なく、四人で市内の焼き鳥屋に向かいま

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