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仕事とは何か少し考えてみました

少し方向性が違う内容になるかもしれませんが、考えるって大切ですね。

”仕事”をとりあえずgoo辞書で調べてみました。その一部引用です。


1 何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。「やりかけの仕事」「仕事が手につかない」 
 2 生計を立てる手段として従事する事柄。職業。「将来性のある仕事を探す」「金融関係の仕事に就く」「週の半分は自宅で仕事する」  

改めて見ると、それはそうだといったように思えなくもありません。

仕事についての個人的見解

noteに書くので個人的見解なのは当然ですね。

ただ、こういった見解の話は、違う意見の方の話が非常に参考になることも多いので、これを書き終えたら、同様の話を探してみようかと思っています。

『こういう考えもあると知っておくと、得ですよ!』

というアドバイスをくださる方がいらっしゃれば、コメントに残していただけると勉強になります。


さて、本題です。結論でもあります。

多くの方、特に私と同業の方のほとんどは1の意味合いで仕事を選んだはずなのに、割と早い段階で2の意味合いが色濃くなりすぎて、1の要素を忘れていると感じます。

私がまさにそうでしたが、私だけではなさそうだな、と失礼ながら一緒に働く方と話していて感じます。

もちろん2の意味合いは前提です。暮らさねばなりませんから。

保育現場の実情

ここからは私の職種の場合です。保育教育の現場に

質の高い保育をしたいと考えている人は、経験年数が多くなればなるほど比率が下がっている

と、強く感じます。批判、反対意見はあってしかるべきですが、きっと共感してくださる方のほうが多いのではないでしょうか。

ただし誤解を招いてはいけないので補足ですが

経験が多く、高い意識を持っている尊敬できる先輩もいます。

が、残念ながらベテランと呼ばれる年代の方に

とりあえず(頑張っても給料増えないし)最低限無理なくこなそう

という思考をしていることがありありと見える(自ら言葉にしている)人が非常に多いのです。

ですが、恐らく保育職を目指す人は

子どもが好きで、自分がその子ども達の豊かな教育保育に携わりたい

と考えていたはずです。

ですが冒頭の”仕事”の2つ目の意味合いが、いつの間にかメインになってしまうようです。

働き始めの大切さ

急に経験談を出して申し訳ないのですが私がリタイアしかけたこの業界に入った初期、つらいと感じた関係にあるベテランの先輩は2の要素がほぼ全てを占めていると考えられる方でした。

そう判断するのは私の視点のみでなく、周囲の方の意見も踏まえてですが、そこは割愛します。

思考は伝染すると言われています。

もし、この業界に入った新任の保育者が、1の要素をしっかり忘れず保育に臨んでいる先輩と共に仕事をしていたらどうなるでしょうか。

きっとこの仕事の本質的な魅力にこそ目がいくはずです。

ただ、長い目で見ればですが、”合わない人とも円滑に仕事を進める能力”はどこかで学ぶ必要がありますよね。

表面上でも、円滑な職員関係を築くことが、ひいては子どもの保育に好影響を与えます。

ただ、その能力と、この仕事の本質的に大切なこと、どちらを初期に学ぶべきかは明らかです。

そのためには1の要素を大切にしているベテラン保育者が増えるのが理想論えすが、それが非常に難しいのです。

なぜなら、2の要素の強いベテランが多い環境は、若手が1の要素を大切にしようとすればするほど辛い状況に陥ることにつながります(具体例は今後まとめます)。

その結果、2の要素を主とした保育者が、この業界にリタイアせずに比較的多く残ります。

その保育者がベテランとなり、1の要素を大切にしたい若手を追い込みます。

すでに、多くの保育現場でこの負のスパイラルは随分と浸透してしまっているように思います。


まとめ

話が道を外れだしたようにも感じますが、もし仕事をして辛さでつぶれてしまいそうになった時

なぜ、この仕事を選んだのか

を考えてみる時間を少しでもとれるといいのかもしれません。

もしリタイアを考えていたならば

仕事を選んだ理由の根本に不具合を感じたのか、対人関係など外部要因なのかどちらでしょうか

私は初期にそこそこ潰れかけた経験が、今となっては

あれで潰れなかった自分は、もう潰れることはない

という結果オーライな自信を持つことにつながっています。

自分がこの仕事をしていても子どものためにならないと感じたときに、別の仕事に就こうと就職当時から決めています。もちろん生活をできるだけの別の仕事の目星を付けてからですが。


不本意な形で理想とした仕事からリタイアしなければならない方が少しでも少なくなれば、良い方向へ進んでいくのでしょうね。


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