お酒(の場)の力
ノミニケーション
という言葉ってあるのでしょうか?その先生の造語かもしれませんが、保育実習に行っていた園の、ベテランの方が
『実習生同士で飲みに行ったほうがいいよ。ノミニケーションは大事よ。』
と、話していたのをよく覚えています
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さて、本題ですが、本当にそうだな~と思います。
ただ、大事なのはお酒で酔うことでなく、それが仕事仲間かどうかに関わらず
”職場以外の場所で集って話をすること”
にあるのかな、と思っています。
ちょうど先日、同じ職種の方と数名で飲みに行ったのですが、そこでは
他愛のない話9割:真面目な話1割
くらいで談笑していたな~と振り返ります。
それが仕事の役に立つか、もっと言うと自分の人生にプラスになる時間であったのかどうか、なんていうことは私には判断できません。
ただ、その話す、人の話を聞く、という時間や経験が自分のコミュニケーション能力が少しだけでも伸びることにつながっているとは感じます。
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一方で、その飲み会では3時間を超える時間と5000円程のお金の消費があったわけで、果たしてその価値があるのか?などと問う見方もできるのだと思います。
それはわからない、が結論です。
ですが私がノートを始めた最大の理由である仕事のリタイアをする人が多い、という観点でいえば、他愛のない話をただ笑ってできる場に参加することって、想像以上の効果をもたらすのではないかな~と考えています。
余談かもしれませんが、自分がリタイアしかけていたときは、どんな親しいメンツで飲みに行っても、場が盛り下がるようなテンションやトーク内容をしていたのをよく覚えています。
そんな自分を誘ってくれたり、軽く流しながらでも受け入れてくれたりしていた友人には本当に感謝しています。
当時、自分がそんな状態であったこと、それを隠さずに出していたことは恥ずべき事なのかもしれませんが、もしかするとそんな機会があったおかげでギリギリのラインを越えずに済んでいたのかもしれません。
そんなギリギリのラインにいる人が、飲み会のチャンスがあればとりあえず行ってみるのもいいのかもしれませんね。
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職場の同僚でもある程度親しくなった人と飲みに行くことはよくあることだと思います。
または飲みを通して親しくなって、職場での関係や連携が円滑になるパターンもあるかもしれません。
しかし、職場ですでに険悪というか認め合えない、直接的にいえばキライ同士が飲みに行くことでそれは改善されるのでしょうか?
私はそもそも、そんな人がいたとして一緒に飲み行くという選択肢がとれないかな、と思っているのですが、一度崩れた関係を再構築するには大きなきっかけが必要で、そのきっかけを作るには広い心を持つ必要があるのかもしれません。
ただ、そんなことがし合える広い心を持った人であれば、そもそもそんな険悪な関係に至らないかもしれないので、水掛け論なのでしょうが、これを書いていたらそんなことを考えてしまいました。
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