プールを見学するなら行けるって【小学1年生の登校拒否25日目】
2019/6/19(水)
1時間目に登校、下校まで(5時間授業)
天候不良で寒かった前回のプールの日、39度まで熱が上がってしまいました。
「もうプールはやりたくない」
「プールの日は行きたくない」
と、不安材料がひとつ増えてしまうことになりました。
朝の様子
「学校に行きたくない」
「今日はプールがあるから嫌だ」
朝、起きてからぐずりだしました。
私「とりあえず、学校に行っても行かなくても、どっちにしても朝ごはんは必ず食べよう」
説得すると、しぶしぶ朝ごはんを食べ始めます。
息子「昨日先生怒ってた(他の子に)。こわかった。」
私「ママも結構怒るけど、どっちがこわい?」
息子「先生だよ。大きい声でコラーって言う」
私「大きい声ならママも負けないけど?」
息子「先生は違うんだよ」
集団登校の集合場所まで行きましたが、引き返してきてしまいました。
「ママと一緒に行きたい」
私も付き添って集合場所に戻ると、10人くらいの近所の子達が待っていて息子に声をかけてくれます。
「どうしたの?大丈夫?」
「今日も一緒にいけないの?」
「学校に行きたくないの?」
息子「・・・」
私「後から行くから、先に出発していいよ」
みんなを見送ってから、息子と二人で登校することにしました。
プール見学は甘えかもしれない
「やっぱり行けない」
「プールが嫌だ」
「また熱が出たらどうするの?」
「プールを見学するなら、学校行ける」
プールを見学するなら、学校に行ける・・・
みなさんならどうしますか?
①「何言ってんの?みんなプールはするんだからやらなきゃダメ」
②「分かった!見学でいいから学校に行っておいで」
③その他
私は②「分かった!見学でいいから学校に行っておいで」を選びました。
というか最初に家を出る時に、実は①「何言ってんの?みんなプールはするんだからやらなきゃダメ」と言いました。
たぶんそれがいけなかったんでしょうね。
息子は集団登校の集合場所から戻ってきてしまいましたから。
ここでもう一回、
「何言ってんの?みんなプールはするんだからやらなきゃダメ」
と言ってしまえば、今日は絶対行かないなと思ったので、
「分かった!見学でいいから学校に行っておいで」
と言うことにしたのです。
もちろん心配はあります。
・今日の条件を飲んでしまうことで、「これも嫌」「あれも嫌」とできないことが増えるかもしれない
・こちらが妥協することが当たり前となり、息子が調子に乗るかもしれない
でも、1度休んでしまうと、次の日に学校へ行くというハードルが上がってしまうのではないかという心配もありました。
登校拒否の息子が条件付きで登校すると言っている状況と、「1日1回は学校に行ってほしい」という私の勝手な希望をすり合わせて、登校させました。
帰宅後
「1時間目に間に合ったよ」
「プールも見学した」
「楽しかったよ」
学校に行けた満足感があり、笑顔で話してくれました。
まとめ
「プールを見学するなら、学校に行く」
この条件を飲んだのが、本当によかったかどうかは分かりません。
これから注文が多くなり、「みんなはできて、息子はできない」ことが増えるかもしれません。
でもプールぐらい夏休みに連れて行けばいいか。
要は泳げるようになることが目的で、小学校のプールでしか泳ぐ練習をしたらいけないという決まりはないのです。
肩の力がスッと抜けたツイートがありましたので、
ご紹介させてもらいます↓↓
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