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ワンライン整理法が便利だよ、という話

iPhoneアプリの並べ方、人によってそれぞれこだわりがあると思うが、自分はもう10年くらい「ワンライン整理法」でやっている。自分がオリジネーターではなくて、何かのネット記事で読んだのがきっかけである。

10年使ってみて「やっぱりこれがファイナルアンサーだな」(この言い回しもいずれ通用しなくなる)と思う機会すらないほど当たり前に使っているのだが、今まで他人のホーム画面でこれを採用している人を見たことがない。メジャーではないにしても一つの流派としては確立されているのかと思ったら、「アプリの並べ方」みたいなネット記事にも全然この方法が出てこない。

なので、「ワンライン整理法」を後世に伝えるべく、ここに書いておこうと思う。本当に便利なので、ちょっと試してみてほしい。

やり方はめちゃくちゃ単純。

1 横1列のアプリの並びを1つの「ジャンル」として考える。
2 列の左端にそのジャンルのアプリを集めたフォルダを作る。
3 そのジャンルの中で使用頻度の高いアプリ3つについては、フォルダの外に出し、同じ列に並べる。

それだけ。

実際のホーム画面をもとに説明すると、

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「ナビ」というフォルダには映画情報やら食べログやらのアプリが入っていて、その列にはナビ系アプリで使用頻度の高い「乗換案内」「Google Maps」「天気」を置く。

つまり左のフォルダが「ジャンル名」を表し、右の3つが「そのジャンルのトップ3」を表す。この方法だと、「ジャンル分け」と「使用頻度」を両立させた並べ方ができる、というわけだ。

2段目のフォルダ名「暇つぶし」は身も蓋もない名前ではあるが、「音楽」や「動画」のような分け方をしていたらキリがないと途中で気づき、このざっくりしたフォルダ名に落ち着いた。ゲームも最初はこのフォルダに入っていたが、数が多くなってきたので、のちに独立させた。

で、ワンライン整理法のキモは【状況に応じてベスト3の入れ替えを行なう】という点にある。毎日使っていたアプリでも、そのうち使わなくなるということは日常的にあるわけで、使用状況によって入れ替えることでより便利になっていく。あるいは旅行など、普段と違う環境に行く場合は、一時的に入れ替えたりする。

「ワンライン整理法」はとても便利な方法だが、自分の生活スタイルに合わせた「フォルダのネーミング(ジャンルの対象範囲)」と「入れ替え」=ちょっとした編集力、が必然的に求められることになる。

ちなみに今のホーム画面はこんな感じ。2ページ目には使用頻度の少ないジャンルが並んでいる。

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見た目の統一感はバラバラだけど、使い勝手としてはかなりよいですよ。



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