見出し画像

【宿泊レポート】いにしえの宿 伊久(2024年3月12日〜13日)

3月2日が命日の父の大阪の墓参りに行くついでに、伊勢・賢島にも足を伸ばしてみました。伊勢に行くのも3年ぶりになります。

今回は伊勢神宮の内宮に近い宿を…と探して、「いにしえの宿 伊久」さんにしてみました。各地にある「ラビスタ」でおなじみの、共立リゾートさんの宿です。

「泊まるから堪能できる伊勢もある」というキャッチフレーズの通り、内宮まで歩いて15分、赤福餅の「赤福本店」があるグルメな「おかげ横丁」まで徒歩10分というロケーションは、ちょっと他の宿では体験できない感じです。

宿に荷物を置いて、早速おかげ横丁に出陣!早速赤福本店前のお店で、「赤福ぜんざい」をいただきます。赤福餅同様の上品な甘さで、これは美味しい!

焼いたお餅がはいって、お口直しの塩昆布とお茶のついた赤福ぜんざい。赤福本店の他に、何店舗かで食べられるよう。行列ができるほどの人気でした。

おかげ横丁やそこから内宮へ続く参道・おはらい町は、いにしえの建物の雰囲気で統一されていて、いろんな食べ歩きが楽しめるエリアです。肉料理の「豚捨」でコロッケを、伊勢角屋麦酒でクラフトビールとカキフライをと、いろいろと買い食い(^^)。

おはらい町の「手こね茶屋」で伊勢名物の手こね寿司と伊勢うどんでいっぱいも楽しみました。

やわらか〜いうどんが、食べ飲み過ぎの胃に優しい
伊勢の手こね寿司は、カツオの薄切りが酢飯の上だけじゃなく、間にも入った豪快な漁師めし。このお店にはマグロバージョンもありました

さて宿に帰って、くつろぎのひととき。お部屋は全室露天風呂付き。ベッドタイプのお部屋にしてみました。

広々ベッドのツインのお部屋です
森の眺めの美しい客室露天風呂です
バリアフリーが徹底していて、トイレとシャワールームはこんな感じ。足が悪くても、シャワーができます

今回はおはらい町・おかげ横丁での食べ歩き想定だったので、宿での夕食はなし。でも美味しそうな懐石が、豊富な日本酒といっしょに楽しめるようです。またこの宿は系列のドーミーイン同様、「夜鳴きそば」と称する無料のラーメンのサービスが深夜に。健啖家の方はぜひ。

さてこの宿に泊まるメリットは、「早朝参り」ができること。伊勢神宮の内宮は朝5時から参拝可能で、開門したばかりにお参りができるのは、徒歩15分のこの宿ならではのこと。そのために、早朝食として伊勢伝統の「かたぱん」のサービスがあったり、大浴場は夜通し入浴可能だったりします。

面白いのは、赤福本店も内宮に合わせて、朝5時に開店すること。購入だけではなく、朝から店内で赤福餅や赤福ぜんざいをいただくことが可能です。

季節によりますが、まだ薄暗い中に浮かび上がる赤福本店は、本当に風情があります

早朝の人気の少ない内宮へのお参りは、昼とはまた異なり、なんとなく神秘的な気分が倍増。これは一度は体験したいものです。

宿の朝食は、お食事処でのおかずいろいろの和定食です。

いつものことですが、呑みたくなりますね

アメニティだったり、浴衣だったり、チョイスの幅があって、いろいろと工夫が凝らされていて、なかなか居心地の良い宿。お伊勢参りの選択肢の一つとしては、アリかなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?