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今の環境に緑キッドはささってる?

このたび4/2のフラッグシップで緑キッドを使って優勝することができましたMAGと申します。特に自分の戦績みたいなものはないのですが、このデッキリストを使ってスタンダードバトル、box争奪戦、フラッグシップ、チャンピオンシップ店舗予選で17勝1敗という成績を残すことができています。そこでなぜ緑キッドを使おうと思ったのか、どういうことを意識しながら戦って行くのかについてまとめたいと思います。
今回使用したリストは以下のようなものになってます。

東の海を混ぜた感じの要塞型キッドとなっています。

なぜ今緑キッドは強い?

まずは環境で強いデッキかを考える上で今どんなデッキが環境に多いのかを考えなくてはなりません。今の環境はなんといっても白ひげがモビーディック号が禁止になったことによって赤ゾロやカタクリといったリーダーがかなり多くなることが予想されていました。なのでこの二つのリーダーに対して有利を取れるようなデッキを作らなければいけないなと感じていました。これは、優勝したりするのに、赤ゾロなどのデッキを使ってしまうとそのデッキを上手い人が勝つに決まっているからです。大会に自分より強い人はいないという自信のある方は好きなデッキやデッキパワーの高いデッキを使えばいいと思います。しかしそこまで自信のない方などは、入賞はすることができたとしても優勝することはできません。そのためそれらのデッキに対して強く出れるデッキというのが優勝するために必要だと思い考えていました。

そこで自分が見つけたリーダーが緑キッドです。緑キッドは一弾から使っていましたが、今まで通りだとどうしても赤ゾロに負けてしまいます。しかし、黄色に対しては低コストのブロッカーが有利ともあり、赤ゾロように構築を変えれば戦えると考えました。また今まで環境にいた黒デッキが赤ゾロが増えることによって減ることが考えられます。またエースデッキはどうしようもないのですが、リーダーキッドでしかできないリーダーだけで殴るという戦法が使えるのが魅力的です。またこのリーダーエースはそこまで多くはないと予想をしていました。
そのため、キッドの不利なリーダーが少なく有利なリーダーが多いこの環境では緑キッドは刺さっていると言えると思います。

それぞれのカードの採用理由

今回使用したリストです。それでは一枚ずつの採用理由について話していきます。

  • 8キッド

このカードはこのデッキの要です。今の環境では特に白ひげや黄色に対して強く出ることができるカードです。一弾環境に比べてかなり場持ちが悪くなってしまったのでこのカードを出せば勝てるということは無くなってしまったのですが刺さる対面には出すだけで勝ててしまいます。4枚ではない理由は手札に2枚以上来てしまうとカウンターも付いておらず邪魔になってしまいます。また必ず8キッドを出さなければいけないというわけでもなく、ボニーでサーチできるので3枚採用にしています。赤や黄色対面での話になりますが、8キッドは基本出したターンに1ドンつけて起動効果を使いたいです。これはアクティブになっていたとしてもそのターンにやられることがあり、それは1ターン完全に無駄にしてしまうのでそれを避けるため出したターンに起動効果を使うようにしたほうがいいと考えています。その他の対面でそのターンに死ななそうだなという場面なら8キッドをアクティブで番を返すほうがいいと思います。

  • クリーク

もう一つのこのデッキの要です。8キッドが取られやすいこともあり、もう一つの戦法を用意しておく必要がありました。赤ゾロに対して8キッドでの耐久ができないことが多くなってきている現在では、なるべく早くに決着をつける必要があります。そこでキャラを処理することをしながらダブルアタックで相手のライフを詰めることのできるこのカードを入れたいと思いました。またこのカードは黄色や黒といった他のリーダーの時にもその強さを発揮します。もう一つこのカードの強さとしてコストとパワーです。6というコストは一枚のカードではkoすることができず、7000というパワーも炎帝というエースでしか使えないカードを除くと一枚で処理することができません。そのために相手はこのカードを無理矢理処理しにくるか、無視するかを選択することになります。無理矢理処理する場合は、その後に出てくる8キッドの通りが良くなるし、無視するなら8000以上のダブルアタックを受けなくてはならないので手札に大きな圧力をかけることができます。また8キッドと同様の理由で3枚採用です。

  • ドレーク

このカードは黄色対面などでよく使うカードで相手のアタッカーを一面処理しながらアタッカーになってくれるのが大きいです。手札よりライフを取りに行くことのほうが重要になってきていて、さらにボニーで回収できてカウンターが付いているので4枚採用です。

  • ホーキンス

ここは少し好みになってしまうので、採用しなくても構わないと考えています。基本的に出さない対面が多く、出す対面は白ひげと緑ミラーや青のときにしか出しません。たまに赤に対してジェットピストルを打ってもらうために出すことはありますが基本あまり出しません。出すと買いてある対面では手札を削りやすいので出したいのですが出さない対面ではカウンターが付いていないので手札に来て欲しくないのでピンでの採用になっています。

  • トラファルガーロー

ここも好みになっているので採用をしなくても構わないです。このカードは手札に多くきてしまったお菊やバギーを出したナミやボニーなどを手札にもどしながら出すためのカードです。またブロッカーとしても使えるので採用しています。積極的に出すカードではないのでピンでの採用になっています。

  • お菊

基本的に全ての対面で出したいカードです。(絶対というわけではないです。)相手のライフを殴りながらクリークやドレークに繋げることもできます。またこのカードは無視されにくいのでそこで相手にコストを割いてもらうようのカードです。もものすけを出すターンもコストもほぼないためサーチが厳しいので4枚採用になっています。

  • バギー

基本的に6枚目のお菊としての採用です。赤ゾロ対面にしかほとんど出しません。赤ゾロはこのバギーを無視しないといけないので毎ターンライフに攻撃できるのが偉いです。マルコにアタックされるか火拳などでしか処理されないので、マルコの7000アタックを防げるのはでかいですし、さらに火拳などを打ってくれるのならクリークや8キッドが刺さりやすくなるのでそれはそれでokという考えです。

  • ボニー

基本的な超新星のサーチ役絶対4枚採用

  • ナミ

クリークやはっちゃんのサーチ役赤ゾロ相手はトリガーで出してイゾウやナミなどがアタックしてきた時の殴り返し役にもなります。このデッキの東の海の採用枚数の都合上後半に出てきたとしてもトリガーから出さず手札においておいて、カウンター1000として使います。

  • ベッジ

8キッドの起動効果などで優先して出すカードです。黄色対面にはなるべく2体はブロッカーを並べておくようにしましょう。

  • キラー

この枠は、東の海のパールと変えても構いません。ナミのサーチで外すのが怖いと思うなら変更してください。しかし、キラーのワンドローがあることによってギブソンと一緒に構えるときにリーダーの起動効果を使うかもと相手に考えさせることができます。またシンプルにドローしてカウンターを増やすこともできるので、そこは好みだと考えています。

  • はっちゃん

ナミでクリークを狙いに行く時についでに当たると嬉しいカードです。これを狙いにナミを出すことはお勧めできません。トリガーで出すことはできないのでそこは注意しましょう

  • イゾウ

マルコやボルサリーノをレストにして最後にリーダー効果ででトドメを指す。また相手が先出ししてきたゴードンをレストにして先に取るために使います。

  • アプー

基本的に2000カウンターとしての使用のみです。出してドンをレストにすることも簡単にkoされないような対面例えば緑などに対しては出してもいいかもしれません。しかし、これをやるのは難しいのであまりしません。

  • パンクギブソン

今の環境は4コス以下のキャラのアタッカーが多いので二面止めることのできるカードです。相手のブロッカーをレストにして次のターンに止めをさすことにも使います。8キッドを出す関係で先攻なら基本的に7ドンのときに1枚は使うようにしたほうがいいと思います。後攻でも8ドンのときに使えるといいと思います。

採用をしなかったカードと理由

ワノ国ギミック

  • 4コスヤマト

効果でレストにするカードが今の環境で多くないのでカウンターがついていないこのカードは採用を見送ろうと思いました。

  • 2コスネコマムシ

このカードは2弾までの赤ゾロや赤緑ローに対して強く出れるカードですが今の赤ゾロにはネコマムシを殴り返し役にしか使えないのでそこまで強くないと判断し、採用を見送りました。

  • 1コスもものすけ

このカードは他のワノ国ギミックを採用しない都合上採用しなくてもいいと考えました。確かにアタックを一面受けてくれるのは偉いですが、それならナミで殴り返したほうが一回分以上の仕事をしてくれます。またお菊をサーチをしたとしてもそれを出すのに遅れてしまうとクリークなどのカードをだすタイミングを逃してしまい、手札がかさばりやすくなるので採用を見送りました

film
filmは展開力が高く、エースに対してある程度抵抗することができると言えます。しかし、filmを入れてしまうと超新星を入れる枠だったり、クリークを入れる枠がなくなってしまうので採用を見送りました。

他の東の海
その他のキャラはチュウやブチなどが候補として挙げられますがこれらのキャラはチュウはトリガーで出ないとパワーが3000というのもあってあまり使い物にならないですし、ブチに関しては赤ゾロにしか強くないので今回採用を見送りました。

基本的な緑キッドの動き方

要塞型キッドの動き方は、一言で表すなら白ひげに似た最後に鉄壁の防御で守るというものです。序盤はライフをどんどん受けていって最後に8キッド出してそこを守り切ってその間に殴りきるといったものになっています。そのため手札にはカウンターや低コストブロッカーを8キッドを出した時に貯めておく必要があります。そのために序盤のライフをどんどん受けていきます。

ここからは各対面においての自分なりの研究(何がされるのがいやでどうしたらいいのか)とその対面に対して意識しなければいけないことについてまとめていきます。

各対面との戦い方(どうしたら勝てるのか、実際の動き方、マリガン基準など)

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