母親の記憶を辿る。

幹部と言うからノホホンと帰ってこれたのかと思ったら、壮絶！
なんとチャーズにまで間違えて入ってしまうのだった。

中国国内では、国民党軍と共産党の八路軍との血まみれの内戦が第二次世界大戦後に続いていた。悲惨なのは両軍に挟まれた緩衝帯で、そこでは物資の補給が止まり行き来も隔絶されて餓死者が続出する。その地帯には間違って入る事は出来るが、出ることは出来ない死のリングだった。

新田次郎の妻。子供3人を連れて壮絶な逃走劇。

やっと船に乗れても、日本海は機雷封鎖されておりアメリカ潜水艦の餌食。

軍事・政治面では何が起きていたか？
抑留、鉄道関係者、ソ連兵に暴行された女性を救う専門の病院。

開拓団は生き残りの為、犠牲を強いながらも帰国する。

ハルピンに一家は住んでたと聞いた。こういう感じだったのか。