・今まで「〜の話」というタイトルにしていましたが、削る事にしましたね。蛇足だった。

・文頭の日付も、西暦を足した事ですしね。閲覧環境によっては尻切れになっちゃうかもだし。にしても今日のタイトルはちょっと長い。

・長い理由は「髷（まげ）」と読み仮名を振ってるのもあるだろうな。自分も髷を結い始めてから知った漢字だった気がするし、世間的には難読漢字だろうから、読み仮名を足している。
月代（さかやき）とか鬢（びん）も、カッコ含んで変換候補に出るように辞書登録しています。

・にしても、髷って漢字はマジで意味がわかりやすいですね。髪を表す部首「髟部（ひょうぶ）・かみかんむり」に、「曲げる」で髷（まげ）。音読みだと「キョク」らしい。そのまんま。

・髷の漢字そのものの話はここまでにしておこう。髪型の話をします。

・久しぶりに結ったなぁ。鬢付け油で。鬢付け油は落とすのがそれなりに大変なのと、香料ナシのものでも蝋のような匂いがするので、普段つけづらい。後者に関しては、勝手に周りに配慮している面もありますが。

・しかし、わりかし上手く結えましたね。髷友達のモモチキンくんに写真送っちゃった。「すごい美しい」との評を得たのでこちらも嬉しい。

・鬢付け油の扱いはある程度慣れたのですが、髪をまとめる順番や元結の扱いに改善の余地がありますね。特に元結。

・個人的には、規則正しくグルグル巻きたいんですが、難しいのでクロスを重ねるように輪っかを作り続けて縛っていますね。持っている元結、短めだから長いヤツも試したいなぁ。モモチキンくんに以前借りたヤツは長い元結だったな。今度メーカーを聞こう。

・理想は、根（髷を結うポイント）をしっかり固定して定めて、そこに鬢（びん）と髱（たぼ）をふっくらさせながら合流させつつ、毛の流れを乱さない……なんだけども。難しいですね。鬢付け油、すき油（一番柔らかいヤツ）しか使ってないのもあるだろうけど。硬練りは扱い難しいし。中練りくらいは買っとくか……。

・元結の無造作感に関しては、モモチキンくんに「慣れてる感じがする」との評を得たので良いっちゃ良いんですが……規則正しく巻ける技術もあった上で、無造作に負けるのも出来た方がいいから。両方出来るようになりたい。

・あと、毛先めっちゃ切りましたね。
昔（例の感染症前の浅草勤務時）は、遠目から目立つように髷尻も毛先も長めにしてました。

・長いと、写真を撮った時に毛先が確実に映るので映えやすいというメリットがあります。
この時は完全にこのメリットに準じて長く伸ばしてた。

・ただ、長い分ズレやすかったり割れやすかったり。あと毛先に行くほど細くすぼまるので、結果的にひょろっとしたシルエットになります。それに関しては良かったり悪かったりですが。

・短く切った方が、浮世絵の町人感が出るので私に合ってますね。良い。今後は接客で髷を結う事は今までに比べて減るので、安易な映えに寄らないで行こう。

・ほんで、結って初詣に行きました。

・羽織ってるのは、豊臣秀吉の家紋が描かれたコート。袖だけ裏返しにして、ポンチョみたいに羽織ってます。洋服に合わせる時は普通に袖を通してます。

・自分は着物着る時は襷掛けしちゃうんですけど。それでも普通の筒袖のコートは着づらいですね。脇の辺りがモコモコしちゃう。

・おみくじは、安定の凶でした。浅草寺は凶の割合が多い……との噂がありますが、良い機会なので調べてみました。

・どうやら、古来から伝わるおみくじの確率に則ってるとの事。
観音百籤というおみくじの形式で、それは凶の確率が30%だそうで。

・しかしそれだと凶の確率が高すぎる！とのことで、他の寺社のおみくじは凶の確率を下げているそう。なので相対的に浅草寺の凶の確率が高いという噂が立つようになったそうですね。勉強になった……

・比叡山延暦寺が、おみくじ発祥の地だそうで。いつか引きに行きたいなぁ。

以下、睡眠と仕事のリズム、寒さの話