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わたしの相棒の話(046)

相棒とは、私の愛車のことである。

母が2年ほど乗って、私へ譲ってもらった軽自動車。

合わせると23年、現役で走ってくれている。


相棒とは、私はたくさんの行ったことのない場所へ行くことができた。

家族のピンチにも駆け付けた。

小さい息子を、救急病院へ運んだこともあった。

片道500キロの道のりを、何度も往復してくれた。(これは息子)


私の車人生の大半を一緒に過ごした仲だ。


         ✿


今日は半年点検があったのでクルマ屋さんへ…

点検なので、1時間くらい…洗車もしてくれる。ありがたい。

営業さんが結果を報告しに来たが

古い車なので、修理が必要なところがいくつかあり、費用もかかると思うし

ここでは対応できないかもしれない。だから…

「車検も近いし、新車!いかがですか?」


またか… 

クルマ屋さんでも、ガソリンスタンドでも

声を掛けられると、この話になる。


もちろん、排ガス規制もあり、

いつまでも乗ることができないことは承知している。


でもね。この車には思い出がいっぱい詰まってて

そんな簡単には手放せないよ…


帰り道、そのクルマ屋さんの向かいに、もう1軒、製造元のディーラーさんがあったので、

ダメもとで、行ってみた。


👨‍🦰「あー。わかります。この車、大切に乗っている人多いですよね。
 まず、点検してみてもいいですか?」

そして、点検後、

👨‍🦰「修理箇所は3つですね。他は、このままで大丈夫ですよ。
  この車の部品などは、まだしばらく製造するので
  まだまだ乗れますよ。
  この車に乗っている人には、新車は勧めないんです(笑)」


修理費も予想よりかなり少なくなり、ありがたかった。


相棒の名前は、ミラ・ジーノ(L700S)

これからも、どうぞよろしく。



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