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はじまりとは、終わりを見、表現すること


大アルカナの未だ混沌に満ちた潜在的な力を、
現実の世界において実現可能な力として発揮していくための、最初の一歩。


それは一番小さな一歩のようでいて、全体を見通す大局観から始まる。
現実において実りとなるよう、
今日一日が実りある日となるよう、
それでも自分の力だけではなんともならない時もある。
けれども、だからこそ、焦点を当てるのは、心のなかと魂をどう創発させるか。
ここは自分の絶対領域。


心を広くまっ直ぐにし、
きつく引っ張らず少しもたるまず、
心の偏らぬように心をまん中に置いて、
心を静かにゆるがせて、
そのゆらぎの一瞬も、ゆらぎやまないよう
( 宮本武蔵の五輪書より )


ワンドである肚 / ガッツ( 本能 )
カップである胸 / ハート( 感情 )
ソードである頭 / マインド( 思考 )
これら全てをひとつのものとしてまとめつつ、
ペンタクルである身体 / ボディ( 感覚 )に馴染ませてゆく。

今 全てが一丸となる。

はじまりのエース / ワンド、カップ、ソード、ペンタクル

次にこの状態から、魂をしっかりと心の中心に据えていく。

永遠なる魂の火を自らのうちにしっかりと灯し、
火であるワンドを見つめつつ、心が求めているものを見極め、
水であるカップを見つめつつ、澄んだ情に静かに感じつつ、
空気であるソードを見つめつつ、火と水を、ひとつの言葉にし、
土であるペンタクルを見つめつつ、魂となって自分の世界で表現する。

心構えと魂からの創発。
さぁ、新たな一日を始めよう

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