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【レイキの教義五戒 ⑥業を励め】


前回は教義五戒のうち「感謝して」についての解釈として


「今ここにある、それだけのことへ感謝せよ」


ということをお伝えしました。


今回も引き続き、教義五戒のお話をしていきます😊


【まずはおさらい】


教義五戒とは「生き方そのものを変えるための非常に有効な指針」として、日本伝統式レイキに携わる人々が守り、実践してきた教えとなります。

その内容は


「招福の秘法 万病の霊薬」

今日だけは
怒るな
心配すな
感謝して
業を励め
人に親切に


となります。この一つひとつを細かく見ていきましょう✨


【観念から抜け出す】


過去への囚われからくる怒り、未来への恐れからくる心配。

そうしたものを手放したとき、『今ここ』に与えられている様々な恩恵に感謝できる心の状態になります。

けれども、ささいなことをきっかけに再び今までのパターンにハマってしまうものです。


つまり自らの『観念』(「〜すべき、〜すべきではない」)という考えや思い込みによって、本来は無色透明である現象を主観的に色付けてしまうのです😳

そうなると本来無害であるはずの現象が、またしてもあなたを傷つけたり不快にさせたりします😢


【心を整理する】


それは例えるなら、コンピュータ画面の「ゴミ箱」のようなものです。


扱いに慣れた方なら不要なデータをゴミ箱に移動させたことがあるでしょう。

しかしゴミ箱に移動させただけではデータは消えていません。まだコンピュータ内に存在しているのです。もしあなたが再びゴミ箱の中をのぞけばそのデータはしっかりそこにあるわけです。


同じように「もう心の中にそのゴミはない、その問題はもう終わった」と思っていても、潜在意識のゴミ箱には残り続け、存在し続けているのです😧


「心の中のゴミ」とは、長年蓄積された「我慢」や過去に受けた未消化のままの「心の傷」、ネガティブな思い込みや観念、過去に起こした言動や思いからくる罪悪感、劣等感などです。


同じクセ、同じ失敗、同じ人生を繰り返さないためには、この『潜在意識に溜まったゴミ』を浄化する必要があります。

また今後新たにこのようなゴミの蓄積を生じさせないよう、新たな生き方(思考)を習慣化させましょう😊


【業を励め】


すなわち「業を励め」とは

「毎日新しく生まれ変わった気分で、自分がなすべき事柄(業)に励みましょう」

という意味になります。

胸を張っていられる自分でいるために、あなたが納得する言動を選んでみましょう☺️


課題の解決には瞑想、呼吸法などが効果的です🧘
また身の回りのことはできる限り自分自身で行うと決めて過ごしましょう。


すると、もし誰かが代わりにやってくれた時、そこには『感謝』の気持ちが沸き起こります🥰

逆に常に誰かがやってくれて当たり前になると、いつしか『感謝』を忘れてしまいます😰

「ありがとう」という言葉を忘れてしまえば、相手に対して不平不満が口をついて出てくるようになるかもしれません🤬


常に、自分で行うのが当然と肝に銘じて生活すること。
いつでも仕事や他人との関わりを通じて、相手の思いやりや心遣いを感じられること。

そうした何気ない日常が喜びと感謝に満ちた毎日になるとき、あなたと顔を合わせる人はいつでも爽快感や心地よさを感じて笑顔になるのです😊

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