Gが強い

2019年2月28日(木)

※生理の話を少ししている。別に本筋ではない。
noteを始めてすぐは、中性的な雰囲気でいこうとかっこつけたことを思って、一人称さえ使わないようにしていたんだけど、もうどうでも良くなった。しょうがない。これは個人の日記だし。わたしは生理が来る身体なのである。


Gと言っても別に虫ではない。重力加速度のgである。

昨日は片付けたかった仕事がたくさんあったのに、gが強くて起き上がれなかった。床に貼り付けられているようだった。とりあえず目覚めてはいるが、何もする気が起きないという状態である。上体を起こすことさえだるい。

花粉による疲労のせいかと思っていたが、よく考えると生理の2日目だった。そのせいかもしれない。自分は生理が重い方ではないと思うが、生理について人と比べる機会もないのでよくわからん。

1日目と2日目は、なんとなく胃もたれして下腹部が重いような気がして眠くてやる気が出ない、気のせいといえば気のせいくらいのものである。この2日だけ生理痛薬を飲もうかな、と思うことがある程度だ。

生理についてめちゃくちゃ困っているわけではないが、周期が短く(25~28日くらい)で、期間が長い(丸7日)ので、おおよそずっとナプキンを持ち歩いているのがだるい。ピルを飲めば3ヶ月に1度になるのは魅力的だなあと思う。ただ副作用は有るのだろうかとか、別の心配ごとが増えるんだとするとメリットは少ないのかもしれない。

大したことない(かもしれない)生理の困りごとくらいで、ピルを処方してくれるのかも分からない。まじで難しい。月に2日くらい、自分のコントロールがきかないくらいにだるい日があるというのはどれほどのデメリットなのかもピンと来ない。

最近になって酷くなったわけでもなく、多分中高生の頃からそうだったんだと思う。でも中高生はがちがちにスケジュールが決まっているので、自分で意志決定をして行動することが少ないから、多少精神的に余裕をなくしても、ぼーっとしていても生きていけるのである。ちょっとくらい眠気が強くてもやる気がなくても社会的に死ぬことはない。

大学生になってもあんまり問題はなかった。だいたいスケジュールが決まっているし、大した責任も負わされていないので、言動をミスっても多分リカバリできる。

意志決定ができなくなるとしんどいなあ、と思ったのは大学院に入って本格的に研究を始めてからである。

(厳密には学部の時もやっていたけど大した思い入れもない分野だったので責任を感じていなかった。めちゃくちゃ適当にやっていた。)

一日のスケジュールを立てるのは自分、実行するのも自分一人。「明日はこれとこれとこれをやろう、一週間後にはこういう結果が出ているはず!」と思っていても、うまくやれない日が続くと自信を失う。

原因がはっきり分かっていればいい。「就活で時間がとれなかったからだな」とか、「インフルエンザで学校に来れなかったしな」とかそういうことを納得できていれば問題は無い。

原因が不明な場合は「このまま明日もうまくやれなかったらどうしよう」「やる気がないと思われているんじゃないか?」「このままでは信頼を失うんじゃないか?」など余計な不安も湧いてきて、非常に具合が良くない。生きているのが楽しくない。無用なストレスである。

やる気がでない場合の原因は、生理によってホルモンバランスが変化している、ことはもちろん考えられるし、
・睡眠不足
・睡眠の質が悪い
・体調が悪い(花粉、風邪、便秘、低気圧による頭痛etc.)
・興味関心と異なる仕事をしている
・そもそも向いていない
・不安がある(人間関係、金銭関係etc.)
・運動不足
・食事の質が悪い
などなど人間のパフォーマンスには性別は誤差と言えるほど変数が多いのである。パフォーマンスの不調の主な原因がすぐに分かればこんなに楽なことは無いが、特定は難しい。

わたしの最近の成長としては「なんだか知んねえが今日はパフォーマンスが悪い日だな」と分かるようになったことである。自分に期待してたくさん仕事を用意したのに、あーあ、片付けられなかった…と落ち込むことは避けられる。

相変わらず原因の特定は難しい。「今日めっちゃ眠い、超寝たのになんでだ」とこぼしていたら、友人に「昨日あんた生理って言ってたよ、だからしょうがないね」と慰められて思い出したこともある。あと以前のnoteにも述べたが、花粉症歴がかなり長いのに毎年症状か酷くなるまで、自分が花粉症であることを忘れている。

そういう人間なので、医者にかかる程でもないがなんとなくパフォーマンスが不調なときに原因を考えてみるチェックシートみたいなものを作っておくしかないのかな、と考えている。あとはできるだけパフォーマンスを落とさないように、無理のない範囲で気を使っていきたい。

薬を飲んですぐ解決出来る不調なら解決していきたい。不調の最中では、原因の特定だとか、そんなことを考える気力も無くなってしまうので、こういうハックは元気なうちに考えておくに限る。

不調にならないための習慣のなかでは、できるだけ「毎日これを食べる!」みたいなのは不採用だな。食べ物は食べたいものを食べるのが1番ストレスないので。たまに「その食べ物があったの忘れてた!」と思うことはあるので、「週に一度は◯◯を食べる」くらいならいいかな。納豆とかね。発酵食品は摂っていきたいもんね。存在を忘れていると目にも入らなくなっちゃうので、時々思い出したい。

寝る前に白湯を飲むのはゆるく続いてるけど、あれは味がないからだな。味がなければ平気なのでサプリとかもOK。

なにごともサスティナビリティが大事。時々Gが強い日に見舞われるのも含めてわたしの性質なので、それにあったハックを貯めて今後の人生をできるだけ快適にしていきたい。おわり。

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