今日もカフェで作業中なので紅茶について書きます。

前回の記事ではダージリンについて書きました。

今回はアッサムティーについてです。

アッサムティーは独特の渋みと深いコクが特徴です。

世界の紅茶の生産量の半分はインドであり、そのうちの半分がアッサムです。すなわち世界の紅茶の1/4はアッサムティーでありアッサムが世界最大の紅茶の産地なのです。

アッサムは険しい山間にある広大な平野です。周囲はヒマラヤ山脈があり、湿った季節風が雨季には大量の雨を降らせます。さらにブラマプトラ川からの水蒸気が雨や霧となって茶葉を湿らせます。この大量の水分がアッサムティーの渋みを生み出しています。

アッサムの茶葉は7割がインド国内でチャイとして飲まれます。

ダージリンと同様にシーズンごとに3種類の茶葉に分けられます。

①ファーストフラッシュ：2月下旬から3月にかけて摘まれる草や花を連想させる香りを持つ茶葉です。

②セカンドフラッシュ：4月中旬から6月にかけて収穫させるいわゆる二番茶です。アッサムの高級茶葉です。

③オータムナル：その年の9月から11月に摘む茶葉であり、強い渋みと赤い水色のためミルクティーなどに最適な茶葉です。