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谷町のサウンドアート・インスタレーションに特化しまくったギャラリー、今更知ったよ

うちの界隈では知られているはずなのに、実はずっと知らなかった。

アートギャラリー「+1 art」と別館の「+2」。
ここ、すごく個人的にはツボなギャラリーです。

http://www.plus1art.jp/Ja_+1/+1Current.html

11/3、文化の日に自転車をとばしてお邪魔したら、うっかり半日ずっと入り浸ってしゃべりつくしてました。
それだけツボ。
カワラギさん、野口さん、いろいろお話を聞かせてくださりありがとうございました!

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ここはギャラリーですが、特に音を扱う作品の企画展示を行なっています。
いわゆる「サウンドアート」というやつです。
たとえば…
・ある特定の音を自動的に発する装置
・音と光を自動的に操る機会
・音にまつわる立体・平面・無形作品

などなど。

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今回の企画「con・cert」は何かと知人が絡んでいるサウンドアートの超ベテラン、藤本由紀夫さんが企画。
いわゆるジョン・ケージから連なって行っている「図形楽譜」の系譜にあたるもの。
楽譜にかかれたさまざまなことを行なって、指示にしたがいながら「+2」まで歩く。

一般の人も入って行きやすいシンプルな内容でありながら、様々な発見がある。
シンプルで効果的な作品って、つくるの結構手間かかります。一周回ってシンプルにしないとだから。
これ、多くの人にオススメしたいです。

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別館「+2」はいろんな使い方ができる場所。
名曲喫茶?と思うような佇まい。

ここに展示されていた林葵衣さんの作品、「その手があったか…」と思いました。
唇に塗料をつけて発音することで、音がまるで胎児のエコー写真のように動きも含めて残る。
振り子に針をつけて動かして跡が残るアレもちょっと思い浮かべる。

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などなど、
何かと私がツボにはまる作品がもりだくさん。
私もインスタレーションがやりたくて、その昔、
廃ビルの中でテレビに色々繋いで音と映像とを切り替えながら鳴らしたり、某ウィークリーマンションの一室に超小音量の色々仕掛けを置いて音をならすゲリラ的な作品をやってみたりしました。
ふりかえれば、私にとっては、その会場にきてもらうまでも含めて作品なんです。今もそれは変わらん。

「CON・CERT」は11/3-11/20まで展示、21日は作品は全てはじに寄せてアフタートークが行われます。
アフタートーク、なんとかして行きたいと考え中です。

http://www.plus1art.jp/Ja_+1/+1Current.html

展示はまだ見てない方は是非!

#サウンドインスタレーション
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#インスタレーション
#大阪アート
#谷町六丁目

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