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「アカペラって、なんだかミルフィーユみたいですね!」

※この記事は「謎解きクラスタによる謎以外の Advent Calendar 2023」参加記事です。詳しくはこちらから。

こんにちは。MAGNETです。
今年もアドベントカレンダーの季節がやってまいりました。
今回私が紹介するテーマは「うたごえはミルフィーユ」です!


※今回記事に使用している画像やコンテンツは、全て公式YouTubeチャンネル、公式サイトから引用したものになります。

うたごえはミルフィーユとは

とりあえず、まずはこちらをお聞きください。

こちらの楽曲、全て「肉声」で奏でられています。
他の楽器は一切使っておりません。
すなわち「アカペラ」です。
このMVに出演している6人で演奏しているのですが、なんとこの方達、アカペラ歴たったの「2年」です。
2年でここまできちんと演奏できるのって、とても凄いと思いませんか??

…改めて説明しましょう。

「アカペラ」×「女子高生」×「コンプレックス」

自分たちの声のみを使って複雑・繊細な音楽を奏でる「アカペラ」。互いの調和とコミュニケーションが特に重要になるアカペラを通じて、さまざまな「コンプレックス」を抱えた「女子高生」6人が、思いの丈を重ねながら成長していく。
そして、キャラクターを演じる6人の声優さんも実際にアカペラに挑戦。コーラス、ベース、さらにはボイパ…素人同然のスタートから、練習を重ねて曲を作り上げていく。
アカペラ部の6人、そして現実の声優さん6人の成長を一緒に描いていく音楽プロジェクト。それが「うたごえはミルフィーユ」なのです。

なぜ、今オススメするのか

それは、「アニメ化が決まっているから」です!!!

コンテンツスタートからおよそ1年半でのアニメ化も決定しているこのプロジェクト、今ならそのアニメ開始前の予習が間に合います!

そんな「うたミル」の魅力を今回ご紹介していきます。

「個性しかない」アカペラ部の面々

この物語の主役となる6人をご紹介。
6人それぞれが違う性格を持っており、各々が
とあるコンプレックス」を抱えています。
(画像をクリックすると公式サイトの紹介ページに飛びます)

小牧 嬉歌(こまき うた) CV:綾瀬未来

担当はリードボーカル。歌う事が大好きで、ひょんなことからアカペラと出会う。極度の人見知り、チキンかつネガティブ思考持ちで、事あるごとに吐きかけている。愛称は「ウタ」。

繭森 結(まゆもり むすぶ) CV:夏吉ゆうこ

担当は1stコーラス。自分の歌唱力に絶対の自信があり、声楽の道を極めるためのステップとしてアカペラ部に入部。その分プライドや理想が高く、衝突も多い。愛称は「ムスブ」。

古城 愛莉(こじょう あいり) CV:須藤叶希

担当は2ndコーラス。アカペラ部の部長であり、持ち前の音楽センスでアカペラ用の編曲ができる。サプライズが好きで、周りは少々振り回されている節がある。愛称は「アイリ」。

近衛 玲音(このえ れい) CV:松岡美里

担当は3rdコーラス。自虐するほど容姿・勉学・音楽・運動なんでもござれの天才肌。同学年のアイリと非常に仲がよく、アイリの言ったことは全て肯定する。愛称は「レイレイ」。

宮崎 閏(みやざき うるう) CV:花井美春

担当はボイスパーカッション。メンバーの中でも特に活動的で、動画配信者になって一攫千金を夢見ている。飽き性な面があり、周りからの冷ややかな視線を自覚している。愛称は「ウルル」。

熊井 弥子(くまい やこ) CV:相川遥花

担当はベース。本人が話すことさえ躊躇ってしまうほど、声が極端に低い。そのため、歌うという行動に対して大きな抵抗感を持っている。愛称は「クマちゃん」。

ここで紹介した性格はほんの一部。ボイスドラマを読み進めていくと「彼女たちが抱えているもの」を垣間見る事ができます。

ボイス付きの詳しいキャラ紹介動画は、こちらのリストからどうぞ。


ストーリーに散りばめられた「面白さ」

うたミルのストーリーには、唯一無二の面白さが随所に散りばめられています。

1.キャストのメンバーでさえ互いに知らない、それぞれの「本性」
うたミルのプロジェクトが始まり、脚本家の方からキャストの皆さんに対してそれぞれが演じるキャラクターについての説明がなされたのですが、このときに「自分が演じているキャラのバックボーンは、『その時』が来るまで他のキャストに口外してはいけない」という異例のディレクションがなされているのです。自分の素性を理解し、相手のバックボーンを推測しながら収録を進めていく。脚本が手に渡るまで自分たちでさえ分からない展開が、物語の良いスパイスになっているのです。

2.人間らしい描写
ストーリー中では、現実世界でよく見かける「リアルな人間関係を映し出したシーン」も多くあります。
今回はその中でも私のお気に入りシーンをご紹介。

アカペラ部として初めての夏休み。リズム隊であるウルルとクマちゃんが部活のために一緒に登校します。

2人はちょっとした挨拶を挟み…

沈黙。そして、

沈黙を打ち破ったウルルの発言は動画の話でもアカペラの話でもなくいわゆる「天気デッキ」。
少し会話が続くものの…

ちょっとずつむず痒い「」が生まれます。

朝特有のローテンション、あるあるですよね〜

その後も会話が続きますが……これ以降はさっき貼っておいた動画を見て君たちの目で確かめてくれ(唐突な攻略本構文)

このシーンでは『まだそこまで親密というわけではないリズム隊の二人が、夏の朝特有の暑い日差しにやられながら間を置きつつ探り探り会話をする』というかなり生々しく人間味の強いやり取りが描かれており、ボイスありで聞くとより一層会話の間を感じることができます。このような「正直嫌になるほど共感できる」シーンが随所に散りばめられています。

これらの脚本を書いてくださっているのがゲームクリエイター・脚本家の「山中拓也」さん。著名作に「カリギュラシリーズ」「ミルグラム」などがあり、「人間の生々しい感情・行動」に重きをおいた脚本を手掛けるのが特徴の脚本家さんです。うたミルにおいても、その特性を遺憾なく発揮されています。

キャスト自身の成長日記

冒頭でも記載した通り、うたミルでは声優さん6人が実際にアカペラに挑戦されております。練習の様子はドキュメンタリーとして公式YouTubeチャンネルから見ることができます。

レッスンやレコーディング、ライブ本番でキャストの皆さんが自分たちのアカペラを作り出していこうと真剣に取り組む様子から、その「本気さ」がひしひしと感じる事ができます。

※ここからは少し推し贔屓します。許してくれミルふぁむ。
特に、ボイパ担当の花井美春さんの成長ぶりが凄まじいんですよこれ。#1では本当に何も知らないところからのスタートだったんですけど、プロの先生との練習を重ねるごとにテクニックのレパートリーがどんどん増えて、最新の楽曲「POPPIN' TIME」では女性の声ではかなり難しいとされている「有声ボイパ」を披露するまで上達したのです!多忙のなかここまで成長できる花井さんの努力に脱帽しかないです…。

+αコンテンツも充実

主軸となるアカペラ動画やボイスドラマはもちろんですが、それ以外にも、キャストの方とファンの方で交流ができる配信「"おはなし"してミル?」や、メンバーの一人の趣味や特技にフィーチャーしたバラエティ企画「ハモってみた」動画を筆頭としたショート動画も充実しています。
特にショート動画では、皆さんの可愛らしさが全面に出ております(大事な人にはとても大事な情報)。

おすすめは沢山あるのですが、今回はクリスマス近いのでこちらをどうぞ。

最後に

冒頭でもお伝えしましたが、今後アニメが始まりさらに盛り上がること間違いなしのコンテンツ「うたごえはミルフィーユ」。濃密な「アオハル」が詰まったストーリーと声優さんによる本気アカペラ、みなさんも体験してみてはいかがでしょうか?

特に、年末年始暇なそこのあなた!!年末年始でボイスドラマを一気見すれば、今後のアニメ放送に間に合いますよ!!第九の代わりにアカペラも良いかもしれませんね!!

長文になりましたが、最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。


追記:高みへ

ここからは2024/1/13に書いてます。

ハモネプ一次通ってる…
ハモネプ一次予選通っちゃってる!!??

シナリオ担当の山中さんも一度は夢見たアカペラ大会の最高峰、「全国ハモネプリーグ」。今回はエントリー条件が大幅緩和され、優勝経験ありのレジェンドバンドが名を連ねる中、うたミルの名前が刻まれたのです。

ここまででも十分にすごいのですが、本戦(テレビ出演)にいけるのは12組

…我々が見てきたこの2年間、伝説になる可能性があります
ますます目が離せませんね!!













これはマジで可愛かった私の推しです。

おわり

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