日記:20231209〜Ultra Shibuya〜

 渋谷のレコードショップ・Ultra Shibuyaの3周年イベント、ohana misakiさんとにゃんぞぬデシさんのツーマンを見に行った。

ohana misaki
 緊張が伝わってくるステージではあったけど、変わらずに透明感のあるやさしい歌声。
 新曲の『地下鉄』は情景が浮かぶような歌詞が魅力的で、短編小説を読んでいるような、映画を見ているような感覚で聴いた。ミサキサンの新境地と言えるかもしれない。
 MCではにゃんぞぬデシさんと仲良くなった経緯や、ソロアーティストとして名前を決める打ち合わせで、「チワワちゃん」という案も挙がっていたことを語っていた。ohana misaki でよかった。
 「汽笛(kiteki)」という案もあったらしくて、それも良いネーミング。イントネーションがmisakiと同じだし。


にゃんぞぬデシ
 ライブを見るのはフィロのスの主催イベントに出演した時以来かな。たまにラジオで流れる音源を聴いて、ずいぶんポップになった印象だったけど、ライブの弾き語りで聴くとざらっとした部分を残した歌詞や、急な曲展開など一筋縄ではいかない部分がダイレクトに感じられて、生々しい迫力があった。それと何と言ってもハイトーンの歌声が本当に素敵。

 以前はMCで常に追い詰められているようなテンパった話し方が印象的だったけど、ほんのすこし落ち着いていた気がする。
 いつもライブの最初に自己紹介で名前の由来を説明するのだけど、はじめてmisakiさんが先に名前を説明してくれた、というくだり笑った。

 横浜のシーバスが好きで、音源が完成したりワンマンライブが終わった後、ひとり打ち上げと称して好きな音楽や自分の曲を聴きながら、ひとりでシーバスに乗るというお話が良かった。何よりひとり行動を自虐的に語るのではなく、「すごくいいのでみんなおすすめです!」と朗らかに語っていたのがとても良い。
 misakiさんと仲良くなっていっしょにシーバス乗ってほしい。


 終演後、misakiさんのTシャツを購入。物販でお話ししたいけど、CDの買い増しはなるべく避けたかったので、新グッズはありがたい。
 それなのに相変わらずの人見知りで、もごもご感想しゃべってそそくさと立ち去ろうとしたら、misakiさんのほうから引き留めるように話しかけてきてくれた。本当にやさしい。
  

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