『Tribu presents MORE』

4月13日
『Tribu presents MORE』@西永福JAM

SAKA-SAMA
 久しぶりに見たら芳賀えりこさんのパフォーマンスがとても良かった。前にも増して生き生きと躍動していて、キレのあるダンスが素敵だった。
 芳賀さんの声質は、寿々木ここねさんや前メンバーの朝倉みずほさんの幼い歌声とは雰囲気が違うので、特に前体制の時の曲を歌うのは難しいところもあるのかもしれないけど、ためらいなく自分の声で歌っている姿がとても美しかった。
 いわゆるシンガー/アーティスト的な歌の上手さとは別の次元で、いたいけな女の子が声を張り上げて歌うことで生まれる感動というのがあって、それはアイドルでしかできないものなのかも。それもアイドルの魅力のひとつであって、それこそアイドル!とか言いたいわけじゃないです。
 とにかく『革命前夜』が聴けてうれしかった。名曲中の名曲。

PANDAMIC
 ここも久しぶり。曲は大好きなんだけど、振付やコールを覚えてるほどではないので、いきなり体操曲『これから』が始まるとついていけなくて慌てる。でも見てるだけで楽しい。
 最後にやった『Cicago』の振り付けがすごく好き。この曲、スパンコールグッドタイムズに似た曲があった気がする。
 過去の映像とか見ると、幼いメンバーの良さもありつつ、全員が高校生以上になった今の方がそれぞれの個性が発揮されていて、より魅力的に感じられる。この先の成長や進化も楽しみ。

ねおち
 登場から自分たちの世界観を作り上げていて素晴らしい。だんだん6人の個性が識別できるようになってきて、より楽曲の深みも楽しめるようになってきた気がする。なぎささんのヘッドドレスがかわいかった。

 
始発待ちアンダーグラウンド
 ねおちの後なのでポエトリー曲とかやっても面白そうと思ったけど、序盤に『アンダーグラウンドで待ち合わせ』を持ってくるセトリ。土曜の早い時間だし、お花見感もあって賑やかで良かった。
 『ノスタルジア』『ハレルヤ』で他のアイドルでは出せない世界を作り上げ、せっかく作り上げた世界観を台無しにするMCでグダグダっとなってから後半戦へ。途中にMCを挟むパターン久しぶりに見た気がするな。ライブとMCのギャップも始発待ちの魅力。
 最後は『スターライトシンドローム』『光れ』と盤石のフィニッシュ。いつもながら『光れ』は気持ちがこもっていて、特別な日だから良いパフォーマンスなのではなく、良いパフォーマンスで今日が特別な日になる、そんなライブだった。
 ここ最近、花粉の影響なのかムラタセンセーの喉の具合が気になることが多かったけど、今日は調子よさそうだったのも良かった。美声を堪能。


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