日記:20230409〜セブンパークアリオ柏→秋葉原カルチャーズ劇場〜

 Finger Runs とクロスノエシスを見に柏へ。セブンパークアリオ柏というショッピングモール内にある野外のイベントスペース。ここで校庭カメラガールドライのイベントを見た時の楽しすぎる思い出があるので、とても楽しみにしていた。昨日まで不安定な天気だったけど、よく晴れてくれた。

 常磐線をホームで待っていたら、べこべこにつぶれた缶チューハイを持った酒臭い老人がなにやら独りごとを言いながら近づいてきて駅の柱を撫で回し始めたので、そっとその場を離れた。
 電車に乗ってしばらくしたら、さっきの老人が隣の車両からふらふら歩いてきて、大声で「そーらにー太陽がーあーるかぎーりー……この先はわかんない」とか言いながら隣の席に座った。勘弁してくれ。

 柏に着いて、気になっていたトンカツ屋に行こうとしたのだけど予約が必要らしいので断念して、インドカレーのお店で昼食。すっきりした辛さでとても美味しかった。

 Finger Runs。5人とも楽しそうにパフォーマンスしているのが良い。特に朝倉みずほさんはステージ周りのブロックの上を走り回ったり、とにかく自由。フィンガーランズと野外ステージは相性ばっちりなので、夏フェスとかでも見たい。
 NILKLYの「2 Sound Down」カバーは初めて見られた。ニルのメンバーだった唯ちゃんが自分のパートではなかった「頭ぐりぐりぐりパンプキン」を歌っているのが面白い。親子連れが沢山いる平和な昼の日曜に似つかわしくない重低音がブリブリ響いていて痛快だった。

 クロスノエシスはフィンズよりもさらに快晴の真昼間の野外ステージが似合わないだろうな、と思っていたけど、パフォーマンスが始まったらそんなの関係なく、ひたすら曲の世界観に引き込まれた。アリオ柏の屋根が宇宙船のようにも、古代遺跡のようにも見えるくらいだった。
 昨日聴いたばかりの新曲、どちらも改めて良い曲。特に「lost moment」は、もうすぐ活動休止が決まっている現状を思うと切なく聴こえてしまう歌詞を5人がソロで歌った後、凛としたダンスで力強く締めるのが素晴らしかった。

 次の現場までけっこう時間がかかるので、小笠原唯ちゃんとチェキ撮ってもらった後、急いで移動してバスと常磐線を乗り継いで秋葉原へ。カルチャーズ劇場で二丁魁の「題名のないトーク&ライブ」を見る。
 カルチャーズ劇場も、アイドルのライブにハマりだした当初よく通っていた個人的に思い出深い会場。二丁魁にとっても、以前の支配人だった鈴木さんが二丁ハロ結成のきっかけに関わっていたり、会場の最低動員記録を打ち立てたりと、浅からぬ因縁のあるライブハウス。

 今回は1曲目以外は何も決めず、その場のノリでトークしながら歌う曲を決めていくという新基軸の企画ライブ。4人がそれぞれ選んだ曲を発表しないまま即興でお芝居を始め、いちばんうまく曲フリにつないだ人の選んだ曲をやる企画が楽しかった。劇団にちょがけ。
 以前よくこの会場で見ていたハコムスの企画「劇団ハコムス」を思い出して懐かしかった。ミキティーが全曲の振り付けをしていたグループでもあるし。チェキの時にそのことを伝えたら、みんなでハコムスの動画を見ていて、これやろうとなったのだとか。

 懐かしさと新鮮さが入り混じった不思議なイベントで楽しかった。5月1日の12周年ワンマンのプロモーションを兼ねたイベントでもあったのだろう。満員のBLAZEで12周年をお祝いしたいな。ちょっとでも興味ある人は是非。


 終演後、わりと遅めの時間になっていたので秋葉原駅前の大戸屋でごはん食べて帰ろうとしたら、「従業員不足のため席数を減らしています」の張り紙があって、店先に順番待ちの人が数名いた。秋葉原の大戸屋は諦めて、地元の駅前の大戸屋へ。ラストオーダーにぎりぎり間に合った。

 どうでもいいけど、帰りの総武線の治安が最悪でスラム街の地下鉄かと思った。車両丸ごとしょうもない人間しか乗っていなくて、耐えきれずに隣の車両に逃げた。行きも帰りもついていない。


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