日記:20230830〜avec Summer Breeze2〜

 仕事を早上がりしてVeats shibuya でNegicco とLyrical Scoolのツーマンを見る。
 2回の大幅なメンバーチェンジを経て新体制として再起動したリリスクと、メンバー構成は変わらないけど全員が結婚・出産を経て大きく環境の変わったNegicco。どちらもアイドルを長い人生を通した物語として見せてくれるグループだけに、感慨もひとしお。

 まずリリスクはDJのsayoちゃんとminanちゃんに、男性メンバーだけの編成でTokyo Burning。途中、sayoちゃんが掃け、ラストサビは無音になりアカペラ状態に。
 どうやらトラブルだったらしいけど、そもそも変則的な編成でのスタートだからもしかして演出なのかと思ってた。でもラストのサビだけが無音になるのはタイミング的に完璧だったな。

 ひさびさに聴いたSEE THE LIGHTがとにかく泣けた……。あのO-eastのIdoriseのことは一生折に触れて思い出し続けるんだろう。 

 新体制リリスク、なかなかメンバーの顔と名前も一致しなかったのだけど、やっと覚えられた。
 金髪のsayoちゃんは歌い出しとかで切り込んでくるようなハイトーンのラップが印象的。
 赤髪ボブのhanaちゃんは逆に低音がかっこいい。見た目がちょっと日向ハルちゃんに似てる気がする。
 ドレッドのmanaちゃんはが楽しそうにステージ上を駆け回ってる姿が中型犬みたいで良い。
 DJのreinaちゃんはいちばんアイドルっぽくてかわいい。最後に披露した「Idol Rap」の「ばかばかばか」はあざといくらいかわいかった。
 tmrwくんはdrive me crazyという見せ場で毎回しっかり決めてくれるのが良い。エンディングのトークで急に「TIFにスケボーで現れたそうですね?」とぽんちゃから話を振られて、「もしかしてTIFの会場で見かけたんですか?」「いえ、ネギはTIF出ていなかったので……」ってやりとりが初々しくて面白かった。
 malikくんはファンキーな外見と裏腹に言葉遣いが丁寧で優しそうなところが好き。
 ryuyaくんのことは歌のおにいさんとして見ている。推しメン。
 minanちゃんはもうレジェンドというか、歴史の生き証人みたいになりつつある。でもまあ、そういう勝手に期待されるポジションとか役割とかに左右されず、minanちゃん自身のやりたいアイドルを貫いてほしい。


 続いてNegicco。LINE CUBE のライブでやった曲を中心に、楽しい曲からゆったり聴かせる曲まで、緩急をつけたセトリ。
 途中のMCもリラックスした様子で話が脱線しまくり、めちゃくちゃ面白かった。これもNegiccoのライブの魅力のひとつ。
 ただ、Negiccoもリリスクも食事代が1人1000円以内のルールでやってる、というのは改めてライブアイドルの採算状況ってシビアなんだな、と考え込んでしまった。
 
 そんなことはともかく、2組とも自由な楽しさで胸がいっぱいに満たされるようなライブだった。良い泉質の温泉に浸かった後のように、家に帰った後も心がぽかぽかしていた。
 


 

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