3月27日
「The Unknown Café Gallery Music Live VOL.9」＠原宿The Unknown Café Gallery

　RAYの琴山しずくさんが弾き語りソロで出演するイベントを見に、原宿のThe Unknown Café Galleryへ。

　まず共演の石原克さんの弾き語りから。透明感のある綺麗な歌声が素敵。
　予約の時点でほぼ琴山さんのファンで埋まったらしく、おじさんだらけの客席に戸惑っているご様子。「みなさんはあまり聴かなそうな曲をカバーします」と言って何を歌うのかと思ったら星野源だった。自分も含めて客席がどう見えているのか、なんだか怖くなった。

　続いて琴山しずくさん。普段のライブハウスと異なり、素明かりに近い照明で見るとピンクに染めた髪の毛がとても綺麗。
　前半はオリジナル曲、後半はカバー曲という構成で、生誕祭で初めて聴いた『いいかげん』がとても良かった。バンドサウンドとはまた違って、弾き語りで聴くと生の感情が声に乗っていてとても良い。ギターのテクニックも目に見えて上達していて素晴らしい。
　今までコットさんのオリジナル曲は『おかえし』がぶっちぎりで好きだったのだけど、今日で『いいかげん』が同じくらい好きになった。
　エレファントカシマシの『あなたのやさしさをオレは何に例えよう』も良かったな。あどけなさ、かわいらしさの中に、凛とした芯の強さが感じられる歌声が胸に沁みた。
　琴山さんの弾き語り、もっと聴ける機会が増えるといいな。