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短歌10・代々木公園

何度でも何度間違えてもあなたに出会う 次は来世だけれど

前髪を気にする君は纏ってる くるりのばらの花のアウトロ

打ち付ける雨は水面の楼閣を砕けど砕けど消してはくれず

曖昧な金木犀もこれからは辿ればそこは代々木公園

カーテンの薄くて白い方が陽をたっぷり吸ったみたいな声だ

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