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【新殿堂対応!】青黒魔導具リペア解説

 こんにちは!茨城県で活動しているまぐろ(@ikisugi55191534)です!

 今回は3月の新殿堂に対応した青黒魔導具リペアについての解説記事になります。

 青黒魔導具をリペアするにあたっての考え方と初期デッキリストは無料部分となっています!

 私自身、青黒魔導具で9回CSで優勝しており、人一倍青黒魔導具について詳しいと自負しています。その知識を最大限に活かした内容になっているので是非最後までご覧ください!



0.前置き

 青黒魔導具といえば、今回の殿堂発表で《「無月」の頂 $・スザーク$》が1枚制限、《神の試練》がプレミアム殿堂に指定されました。

 青黒魔導具は相手クリーチャーの除去やハンデスによる妨害、リソース確保を《ゼニスザーク》が担当するデッキでした。

 そんなデッキの主役ともいえるカードが1枚しか使えないとなると、元の形を維持したままデッキをリペアすることはほぼ不可能です。

 ですので、以前までの青黒魔導具とは少し違ったアプローチで構築をつくってみました。


1.初期デッキリスト

3/20 ミトラスCS(1.2倍)ベスト16


 先日のCSでベスト16だった構築です。


・絶望と反魂と滅殺の決断


 制限前の【青黒魔導具】にはあまり採用されていなかった《絶望と反魂と滅殺の決断》にスポットがあたりました。

 【青黒魔導具リペア】や【黒単魔導具】で2枚採用されていることが多いですが、この構築では3枚と厚く採用しています。

 冒頭で記した通り《ゼニスザーク》不在によるリソース不足問題はこのデッキにとって致命傷です。そのため、《堕∞魔 ヴォゲンム》の効果で肥えた墓地から打てば手札消費0で相手の妨害を行うことができる《パークネス》を厚めに採用しました。

・追憶人形ラビリピト

 また、《パークネス》3投に伴い、《追憶人形 ラビリピト》を2枚採用しています。

 《パークネス》から《ラビリピト》と《堕魔 ドゥポイズ》を蘇生して盤面のドルスザクを割ることで相手の手札を全ハンデスすることが可能です。

 《ラビリピト》が盤面にいる状態で墓地にドルスザクを構えて1点ずつ刻む戦術をとることでフィニッシュ枠の圧縮を同時に行っています。《神の試練》が使えなくなった今、フィニッシュ枠をどこまで圧縮できるかが構築段階で求められているように感じます。


・ラビスザクロック解説

①《ヴォゲンム》召喚、自分or相手ターン終了時にドルスザクを召喚

②手札or墓地から《パークネス》を詠唱し、《ラビリピト》と《ドゥポイズ》を蘇生

③《ドゥポイズ》の効果でドルスザクとドゥポイズを破壊しターン終了時にドルスザクを召喚、《ラビリピト》の効果で全ハンデス


 手札や山の状況が整って毎ターン全ハンデスロックが決まりそうになったら《ラビリピト》や《凶鬼98号ガシャゴン》で1点刻んで終了時全ハンデスで詰めていきましょう。

④自分の山札が切れそうなタイミング、又は墓地リセットを対面に打ちたいけど打ってしまうと自分の墓地を返せなくなるような状況になった際は、相手のマナが《ガリュザーク》でロックされてるタイミングや手札が0枚のタイミングを狙って自分の墓地を返しましょう。手札に《ドゥポイズ》を抱えた状態でターンを返すと次ターンから継続してロックをかけることができます。


2.青黒魔導具リペアの課題

 上記のリストを回しているなかで

・AOE(全体除去)を搭載していない都合、多面展開に対応できない

・《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》の効果は強力だが自分の山を目一杯掘りたいときに邪魔になってしまう

・《秩序の意思》を採用していないため《DARK MATERIAL COMPLEX》への対処や【赤青マジック】に対しての防御が不安

 という課題が生まれました。

 次の段落よりこの課題から調整されたリストの紹介にうつります。ここまでお読みいただきありがとうございました!


3.最新デッキリスト

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