人は石垣、人は城、情けは人の為ならず

気功の話です。
 ひょんなことから気功を習い始め3年が経とうとしています。
最近、気の感覚がやっとわかるようになってきました。

「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
とは、信玄親分が詠んだものだそうですが、お釈迦様のお言葉を武将が訳すとこうなりそうですね。謙信さんの方が信心深そうだけど、、、良く知らない山梨県民です。

だいぶ話が離れておりますが、私の現在の暮らしに置きかえてみたわけです。

 ここ数年、基本的な日常の生活でお付き合いのある”石垣”の方と、その上に築かれるお仕事などに関係するお付き合いの”お城”の方が、重なり始めています。これは本当にありがたい状況です。以前は”お城さん”とのお付き合いもかなりあったのですが、コロナがきっかけかしら?介護がきっかけかしら?無くなってゆきました。でも、がっつりと”石垣さん”部分だけのお友達もいて、その人たちのおかげで今の私は、堀の底から天守閣の上まで行ったり来たり動けております。
ところが、ここ2か月ほどのうちに”石垣さん”の中でも土台の人が相次いで体の不調を訴え、私との約束が延期されたのです。
私としては、”石垣さん”の欠場は自分の生活が回らなくなることに繋がるので、心底困る事態です。

 そこで出てくるのが気功。
私、それ、治せるかもしれないじゃん!!!!
と気が付いたのです。

 整体学校に通っている頃、先生は自分の家族に施術をすることの難しさを説いていらっしゃいましたが、私の経験では自分の家族の方が断然看やすくて効果もテキメンです。そりゃあ、自分の身体に似ている身体を診るのですから当然だと思うのです。そして、”石垣さん”たちも、その人の生活サイクルや嗜好も考え方もだいたい知っているので、とても看やすいのです。

 ”石垣さん”のメンテナンスは、申し訳ありませんが、私のために致しておりますので、四の五の言わずに受けて頂戴ね。情けは人のためならず、私のために私の好きでやることなので、是非付き合ってね、ということです。

 そうすると、私の施術の技術も格段にレベルアップするので、お客様のためにもなるし、これは良いことづくめです。そのうち、レポートにまとめよう。
 どうか、”石垣さん”たちが、健やかで和やかに私の周りに居続けてくれますように。

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