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Googleフォームで出来た!アルコールチェック義務化対応システムの作成


はじめに

Googleフォームを使ったアルコールチェック対応を紹介します。
仕事で運転する方は御存知のことですが2022年4月1日に道路交通法が改正され、白ナンバー車両に対して、運転者の運転前後のアルコールチェックとその内容を記録し保管することが義務化されました。出張や直行直帰でも記録しなければならないので紙で記録するのは記入漏れや集計の手間がある、そこでアプリを作って対応する記事を以前に投稿しました。しかしアプリ作成は敷居が高い。今回は簡単にGoogleフォームで対応する方法を紹介したいと思います。

完成品はこちら



これはめちゃくちゃ簡単。
Googleフォームはアンケートに使うものですが、今回は報告処理のために使います。Googleフォームはスマホから簡単に入力できて、入力結果がスプレッドシートに溜まっていきます。スプレッドシートを見れば、出張者から紙を回収したり、営業所別の記録を集計する必要がないのです。この記事では解説しませんが入力結果をメール送信したりチャットアプリに送ることもできます。

作り方

1.Googleフォーム作成
2.Googleフォームリンクの配布
これだけです


Googleフォーム作成

普通にアンケートを作るような感じで下の項目を作っていきます。
  項目 : 入力形式
 乗車日   日付
 運転者   記述式
 点呼者   記述式
 車番    記述式
 運行状況  ラジオボタン 運転前 中間 運転後
 検査状況  ラジオボタン 対面 電話 WEB対面
 検知器の有無 ラジオボタン 無 有
 酒気帯び  ラジオボタン 無 有
 疾病疲労の状況 ラジオボタン 良好普通悪い
 備考    記述式


乗車日は日付です。必須項目にしておきましょう
運転者は記述式にします。運転するひとが少ない場合はプルダウンでもいいのですが入退職があった時に名前の追加削除が発生するので記述式の方が管理が楽です。必須項目にしておきましょう
点呼者は記述式にします。運転者と同じでプルダウンでもいいのですが入退職があった時に名前の追加削除が発生するので記述式の方が管理が楽です。必須項目にしておきましょう
車番も記述式。車が増減したときにイチイチ編集しなくてもいいように記述式にしましょう。
必須項目にしておきましょう。
運行状況はラジオボタン。選択肢は「運転前、中間、運転後」。
これも必須項目にしておきましょう
検査状況もラジオボタン。選択肢は「対面、電話、WEB対面」
点呼者がいなかったときのために「ナシ」を入れてもいいかも。
必須項目にしておきましょう。
「検知器の有無」はラジオボタン。選択肢は「無、有」。
必須項目です。
「酒気帯び」もラジオボタン。選択肢は「無、有」。
必須項目
「疾病疲労の状況」はラジオボタン。選択肢は「良好、普通、悪い」。
必須項目です。
最後が「備考」。これは記述式です。
必須項目ではありません。

完成したら、2,3回入力してみて違和感がないか試しましょう。
入力した結果は自動的にグラフ表示されます。

スプレッドシートはこちら



Googleフォームリンクの配布

アルコールチェックのGoogleフォームができたら、あとはリンクを配布するだけ、メールやビジネスチャットでリンクを送りましょう。


あとがき

 時間があったら、アプリ版も見てください。
こちらもGoogleフォームほどでないにしろ簡単です。

#つくってみた #Google #アルコールチェック #ノーコード




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