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もやし~栄養、効能、調理法~

穀類や豆類の種を水に浸して、冷暗所で発芽させて、その後成長させた新芽のこと
語源は新芽を出すという意味の「萌やす」から

栄養素
カルシウム
カリウム
葉酸
ビタミンB1
ビタミンC
鉄分
食物繊維
アスパラギン酸

効果効能
心臓の機能や筋肉の機能を調節
便秘や糖尿病大腸ガン
といった生活習慣病の予防や改善
風邪の予防にも最適
スタミナをつけたり疲労を回復させる効果も

ビタミンC
風邪の予防
鉄分の吸収を良くしたり、
コレステロールを低下する
老化の防止やガン予防、ストレス対策に
美肌効果や肌荒れ防止、免疫力の向上等の効能も

ビタミンB1
糖質をエネルギーに変える時に役立つ
食事に取り入れると、脳内の活性化や疲労回復に
乳酸(疲労物質)を取り除くにも必要
神経系の器官の働きも調整する
不足すると、かっけや多発性神経炎になる

アスパラギン酸
アミノ酸の一種類
大豆、もやし、サトウキビ、アスパラガス等に
由来はアスパラガスから発見されたことから
タンパク質の合成
カリウムやカルシウム等のミネラルと結合して、細胞に運んでくれる
疲労回復、アンモニアを尿に合成する作用、
肌の潤いを保つ

「モリブデン」
緑豆もやしのことを指し、大豆もやしやブラックマッペもやしにはモリブデンの栄養は含まれない
ミネラルに分類される栄養
キサンチンオキシダーゼの補酵素になる働き
尿酸生成を促す
貧血を予防する

「アミラーゼ」(別名「ジアスターゼ」
ビタミンCと同様に、豆が発芽する過程で一気に増える栄養成分
消化酵素の一種で、食べ物の消化を助けてくれ、
腸の働きを整える効果や胃もたれや胸焼けを防ぐ効能も
胃腸が弱っている時や、お酒の席など

鉄分
赤血球中のヘモグロビンの成分
酸素の運搬を助けてくれる栄養素
体内の酸素を活性化し、エネルギーの再生の助けを肌の血色を良くし、病気に対する抵抗力をつける
女性は生理で20mg~25mgの鉄分が失われる

食物繊維(第6の栄養素)
不溶性食物繊維が多いことが特徴的
胃や腸で水分を吸収し、膨らむ
腸内環境を改善する効果や、排便を促す
便秘改善の効果

良質なタンパク質
野菜でタンパク質を摂れるのは貴重
筋肉や皮膚などを作る主成分
筋肉や皮膚などを正常に保つ
免疫力となり抗体の原料になる働き
酵素の原料ともなるので、健康に重要

種類
最も栄養あるのが大豆もやし
カリウム、食物繊維、ビタミンBが他の2倍
ビタミンCが一番多いのは、ブラックマッペ

調理法
生で食べても基本的に問題はない
加熱することをおすすめ
加熱用に生産されており、湯通しするなり、軽く炒めたりすることで甘味が増し、もやし独特の青臭さがなくなるので美味しくなる

ビタミンやミネラル等は、加熱により成分が壊れる
栄養をそのままに調理するおすすめ方法
茹で時間を短くする、
炒め物はもやしを最後に入れる
蒸し料理に
電子レンジ加熱し汁まで使い切る
簡潔に言えば、加熱時間を短くする必要がある
茹でるより蒸した方が、水溶性ビタミンが逃げない

保存方法
冷蔵保管する場合は、袋から出してもやしを水洗いして、タッパーにもやしと浸る位の水を入れます。そして毎日中の水を入れ替える様にしますと、最も長持ちする
サッと茹でて表面だけ火を通し、水分をよく切って空気を抜いて、冷凍庫へ入れてもOK
冷凍保存した場合、必ず自然解凍ではなく冷凍のまま調理する

豚もやし蒸し
耐熱皿か蒸し器に、サッと洗ったもやしを敷き詰め、その上に豚肉を重ならない様に置く
豚肉が重なるとくっ付いてしまうので注意
もやしは加熱によってカサは減るので多めに使う
お好みで、キャベツやニンジン、キノコ等を一緒に入れても勿論OK。
耐熱皿の場合は電子レンジで、
蒸し器の場合はコンロで、豚肉に火が通るまで蒸せば完成
ポン酢や胡麻ダレを漬けて食べると美味しく食べられる

もやしと大根のナムル
もやし一袋をサッと水洗いして水を切ってから耐熱容器に移してラップをし、1分間電子レンジで加熱大根はお好みの大きさに千切りにして、塩を振ってしばらく置く
大根の水気を絞ったらボールに入れ
一緒にもやしを入れて鶏ガラ小さじ1、醤油大さじ1、ごま油大さじ1、白ごま小さじ1を入れて混ぜ合わせて完成
しばらく置いた方が味が馴染んで美味しく仕上がる

もやしの豚肉巻き
もやしをサッと水洗いし、豚肉スライスを10cm程度の幅に切る(薄い豚肉がおすすめ)
もやしを適量(10~15本目安)豚肉スライスの手前1/3の部分に乗せる
手前から豚肉でもやしを巻き込み、巻き終わりを片栗粉で止める
フライパンを熱し油を馴染ませ、豚肉の止めた箇所を下にして焼く
豚肉の色が変わり、もやしがしんなりしたら仕上げに醤油とみりんを同量入れて完成

もやしとワカメのスープ
もやしを使用分だけサッと水洗いしておく
鍋に水を入れ加熱、沸騰したら鶏ガラ顆粒と乾燥ワカメを入れて約2分間中火で煮る
仕上げに醤油を少し加えて、白ゴマを振ったら完成加熱によって溶け出してしまうもやしのビタミンやミネラルも、スープごと摂取できるのでおすすめ
寒い冬の日や、目覚めの悪い朝に

もやしあんかけ丼
もやしはサッと洗い、ピーマンは細切りに、豚肉は一口大にカット
油をひき、加熱前に生姜とニンニクのみじん切りを入れてから火を点ける
最初は弱火で炒め、豚肉を加えてから中火にし、色が変わったらもやしとピーマンを加えて炒める
味噌、砂糖、酒、醤油を同量入れて炒める
水分が沸騰している所に水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、最後にごま油を一回しして香りを付ける出来上がったあんかけをご飯にのせて完成

サイトを転載してます
https://gourmet-note.jp/posts/853

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