今日は日本からきた看護学生の研修のお手伝いをしにハワイ大学へ。
まだハワイで看護師になる前から関わらせてもらっている研修にハワイの看護師として携わらせてもらえることに感慨深くもなる。

必ずしも国際看護や海外で働くことに興味があるとは限らない学生さんたちを対象にしながらここで私ができることは伝えたいことはなんだろうかと反応を見つつ話をする時間はいつも貴重なもの。

いろいろと質問を受けた中で最も印象に残ってそして考えさせられたのは

「ハワイに来てよかったこと」だった。

数えあげたらたくさんあるハワイに来てよかったこと。
でも自分の中で湧き上がってきた答えは

「違う生き方、価値観を知って人生観が変わったこと。」だった。

自分が思い描いていた、もしくはそう言われていたのか勝手に思い込んでいたのか
大学を出て就職をしたら幸せなれると思っていた自分がいる。
でも実際に社会に出て経験した世界は幸せとはほど遠い世界だった。
それを知った時に本当にこれからどうしたらいいのか
何を指針にして生きたらいいのかわからなくなってすごく戸惑った。

そうやってもがいていた頃にハワイに来て衝撃を受けたのを覚えている。
たくさんの人が笑顔で、あたたかさをもって接してくれて、受け入れてくれて。
すれ違う人たちに微笑みかけられて、そこに存在することを認められたような気がした。子供みたいに海で山で自然の中で遊んで、人生って楽しんでいいんだ
そんなことをもその時感じたんだと思う。

ハワイという土地は私にとって神様が導きいれてくれた約束の土地だと心から思う。

一人一人が与えられた約束の土地が必ずあると思う。
もしかしたら海を超えてその土地は存在するかもしれない
もしくはすぐそばにあるのかもしれない。

No Rain, No Rainbow.