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7月摂取して良かったもの


あぁ〜良かったな〜と思ったもので思い出せたものを書いていきます

・機動戦士ガンダム水星の魔女


なんだかんだでよかった。ラスト2話は終わらせパワーで終わらせたな! 感がすごかったけど(最後に主題歌かけて歌詞のサブタイ出すの、やりすぎてて笑うまであった)とても楽しめた作品でした。ここ20年くらいのガンダムでいちばん心穏やかに見られた気がするけどこれは単に老化かもしれない。
あとガンプラの出来というか「いまのこれくらいの価格帯でこのコストでやれるだけやった工夫を」みたいな感じが凄まじく、またひとつ越えていった感があって追うのが楽しかった。とくに続編とか映画とかやらずにスパッと終わってあとはスパロボとかEXVSとか Gジェネで生きていってほしい。

・江戸前エルフ

チマチマ作業中に見てたんだけど見終わってしまった。とても悲しい。
Twitterで「プラモ描写がエグい」と聞いて見たんですが本当にエグかったし楽しかったな。
お話の適度なユルさ、エモさ、歴史ネタの入れ方など各種要素のバランスがよくて楽しく見られたなー。最終回もそうですがグッと来るネタをやったあと弛緩で締めるのが作風をキメてて良かった。特別なハレの日よりもケという日常の方に重きを置いてる感じがテーマと通ずる点がある気がして……。といま書いてる最中に思いついたことをそのまま書きました。適当に。
アニメとしては塗りが好きだった。照り具合が。頬とか髪の照り具合がすごく好みなんですよね……。あと声優さんたちの演技が良い。
非常によかったのでさっき原作を買い始めました。

・ダークサモナーとデキている

タイムラインに流れてきた時にチラチラ読んでたんですが諦めて買った。
すごくえっちでイチャラブなんだけどあくまで肉体の相性がいいだけという距離感がチョーいい。たまらん。竿側が適度にマッチョで清潔感あるのもいい。
ファンタジーものとしても主人公が魔法役ながら単なるメイジやプリーストでなくダークサモナーというのも何気に個性あっていい気がするな。

・ゴルゴ13

これまでもチマチマとつまむように10数冊持ってたんだけどこないだ55周年記念55巻まで55円セールというのをやってたのでまとめて購入、まとめて読破というのをやった。いままでつまみ食いばっかだったので続けて読むとヒューム局長とか複数回出るキャラに注目しやすくていいですね。
ぜんぜん事情とかには詳しくないんですけど40巻台は何かあったのか? と思うくらい「複数回登場キャラの劇的な退場」「定番から捻ったユニークな運びの話」などが目白押しで特におもしろかった。

・星を継ぐもの

そういえば読んだことなかったシリーズ。
あらすじから想像してたより理詰め理詰めで謎を解くぞという話で意外だった。推理を重ねて未知の惑星の生態系に想いを巡らせるあたりは現代の『三体』とかも思わせるというか原型のようなものを感じられましたね。あとなんか気づいたら意外なあいつとバディ結成! みたいな話になってたので驚いた。冒頭読んでるときこんなことになるって思ってなかったぞ。
シリーズ網羅するかどうかは考え中。古典読むと新しいのが読みたくなるんだよな。

・叙述トリック短編集

タイトルの通り叙述トリックばかりの小説というテーマで、冒頭「そもそも叙述トリックってフェアじゃなくね?」「だから俺は最初にこれは叙述トリックだと宣言してやるぜ!」から始まるというなかなか挑戦的な作品なんですが読み始めると「バッ馬鹿野郎!!!」という話がつるべうちで笑ってしまう。開き直ったような凄まじい叙述トリックばかりで「そうじゃなくてさあ!」って言いたくなるんだけもま、笑わせてもらいましたからええわ……みたいな。
肩の力抜いて読めてよかった。

・ウルトラマンブレーザー

ウルトラマン、好きだけど必ず新作見るかっていうと割と見たり見なかったりでそんなにべったりな関係じゃないんですけど本作は製作前にとにかく新作怪獣がたくさん出る(ここ十数年のウルトラマンは結構過去使い回しが多かった)とのことで「うわあなんて景気の良さだ! ウルトラマン儲かっててうれしいなあ 新作見るか」という感じで見始めました。
ネット上ではウルトラマンの蛮族ムーブが人気ですが、むしろ変身前の防衛隊の描写に惹かれる。なんか、大人たちが「場を円滑に回すために適度にユーモアを挟んでコミュニケーションを取っている」という温度感が絶妙で気持ちいいんですよね。
初の隊長が主人公ということで、単に任務上有能なのはもちろん、そうしたコミュニケーション面での旨さも見せることで人徳あるなぁ〜と思わせるつくりごたいへんうまい。アースガロンのおもちゃほしい。

・霊宝無量! 仙人ガール

単に楽しい!かわいい!おもしろい!というのもイイ漫画なんですが、それ以上に「こ、こんなに現代劇で盛り込んだらむしろ読者にヒかれるのでは!?」というくらい妥協せず仙術要素が濃くてその姿勢と取材力に舌を巻きました。変身はするけどわざとマイルドな感じにはしないぞユーモアはやるがねという感じがイイ。姿勢がかっこいい。

・よふかしのうた17

しょ、しょんな……という衝撃的ながら静かな展開、探偵さんの良すぎさ、そしてこれからどういう話にするんだろう……あっそれかぁ〜〜! というヒキ。今回もずっと翻弄されながら読んでしまった。本当に好きな作品

・リバー、流れないでよ

2分間をタイムリープするという地獄のような設定を神社と川に面した神社というロケーションを最大限に立体的に活かしててとにかくそのギミックとアイデアが気持ちいい映画。
そしてその楽しさを従前に楽しむために登場人物の物分かりがすごくよく、あらゆることをテキパキとこなすのがまたストレスフリーでいい。このへん「だって旅館で働いてるからね」みたいなのもあるのかな。
謎解きよりもこの状況で主人公が何をしてどう変わったかを描くストーリーも好感触で、見終わった後はあんまり気負わず低温度で「私もがんばるかな〜」くらいの気持ちになれる前向きな映画でした。未見の『ドロステのはてで僕ら』にも興味が出た。

・夢中にちゅ・ちゅ・ちゅ・ちゅーにんぐあっぷ!

電音部の曲は結構好きでサブスクでぼんやり聞いたりしがちなんですが突然このたびMOSAIC.WAVとコラボしたので鼻血出た。大好きです。聞いたらかなり「これこれこれ!」って曲でダブルサムズアップした

・ビーストウォーズベストアルバム

『トランスフォーマー:ビースト覚醒』の販促として放送中の再放送番組『ビーストウォーズアゲイン』関連商品としてビーストウォーズベストアルバムが復刻!
メタルス1期OPの『魂のエヴォリューション』が大好きなので泣きながらヘビーローテしている。
残念なのは今回はあくまで「復刻版」ということで当時品の発売タイミング的に入れようがなかったらしいメタルス後期の曲が入っていないこと。『千年のソルジャー』聞きたかったな


なんとなく書いてみたけどなんか書き始める前に思ってたよりもあったな。
これで来月もやったけど全然暇がなかったりとかで3つくらいしか上げられなかったらアホかもしれない。
気が向いたら来月もやります。ほんなら

読んだ人は気が向いたら「100円くらいの価値はあったな」「この1000円で昼飯でも食いな」てきにおひねりをくれるとよろこびます