まひろ

HSPに気づいた社会人3年目。好きな作業はデータ集計・可視化。とりとめのない思いをぽつ…

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HSPに気づいた社会人3年目。好きな作業はデータ集計・可視化。とりとめのない思いをぽつぽつと。

最近の記事

100分de名著:ミヒャエル・エンデ『モモ』第二回

灰色の男たちの、「『無駄をなくして』できた時間を貯めよう」というロジック。 昨今のテクノロジーによって、「『無駄をなくして』もっと人間らしい活動に時間を使おう」という風潮。 灰色の男たちは時間泥棒だからいただけないんですけども、構造としては似ている。 まるで現代のこと言ってるやん?!と思った。 司会の安部さんの「子どもに動画見せとけばいいやん、となってしまっている」という旨のコメントがまた刺さる。 将来自分に子どもができたら、完成されたおもちゃを与えるじゃなくて、イ

    • 100分de名著:カント『純粋理性批判』第四回

      カントおもしろーい! 印象的だったことを私が解釈したままに。 「○○したいからする」は自由じゃなく、因果律によるものである。欲望のままに行動してるだけ。 因果律に支配されないことが、「自由」である。 感想 「○○したいからしよう」と思うけど、結局行動に移さないことも多い。 それを自分は情けないなぁと自分を責めるように考えてしまうけど、因果律に支配されてないんだな、これって自由なんやな、って考えられるようになったのは嬉しい。 新しいものさしを手に入れられて、自己肯定感を

      • 100分de名著:カント『純粋理性批判』第三回

        印象的だったことを覚えてる範囲で書き出す。 なんで?なんで?...と次から次へと疑問が湧き上がってくることを、カントは「理性の暴走」と呼んだ。 第二回まででは「人間が知り得ること」について考えたが、今回は「人間が知り得ないこと」について考える。 人間が知り得ないこととしては、宇宙が有限か?無限か?のような問いである。 どちらの説も成り立つからどちらともいえない。人間には理解できない。

        • 100分de名著:カント『純粋理性批判』第二回

          私が理解できた内容をメモ。 カントは、自然科学や数学が普遍的であることを証明しようとした。 私たちが物事を認識するときの判断には、3種類ある。 ・分析判断:自明。主語が述語に含まれてる(=新しい知識は得られない) ・経験的総合判断:経験してわかる。 ・経験してなくてもわかる。これをカントはア・プリオリな総合判断と呼んだ。 あー。ここまでは理解できたけどその次からはわからんや。 一応記憶してる範囲で書こ。 ア・プリオリな総合判断は、 空間・時間 × カテゴリー による。

        100分de名著:ミヒャエル・エンデ『モモ』第二回

          私はテラスハウスが大好きだった。

          Netflixで軽井沢編をリアルタイムで見始めてハマって、そこから遡ってハワイ編、湘南編、東京編と全部観て。 完全なフィクションであるドラマに飽きていたから、(少なくとも)登場人物の設定はリアルなので、現実に根差している、リアリティーショーが面白いと思った。 恋愛模様だけじゃなくて、自身の夢に向かって努力したり時には悩んだりする若者たちの姿を見て、「自分も頑張ろう」と思えた。 スタジオトークでは、登場人物の言動に関して色々な解釈が飛び交っていて、「そういうものの見方もあ

          私はテラスハウスが大好きだった。

          仲良くなれない人がいる自分を受け容れる

          私は平和主義です。 基本的には、仲の悪い人を作りたくないと思って生きている。 意見が対立しているときは、中立的な立場を取ることが多い。 相手を意見が違うなと思った時は、いたずらに自分の主張をすることをしない。 まぁこれは自分がHSPであることも関係してるとは思うんですが。 とにかく衝突を避けたい。 し、できる限り感情をぶつけることをしたくない。 そう思って気を遣って気を配って生きているんですが、出会ってきた人の中にはそれをぶち壊す、図太い人も居まして。 そういう人に

          仲良くなれない人がいる自分を受け容れる

          結局、私が会社に行けなくなったのは何故だったのか

          先日、新卒で入った会社を2年弱で去った。 最終的にはある日朝会社に行くために起きようとしたら、 吐き気。涙止まらない。頭痛。 「あ、もう無理。会社行くのやめよ」って思った。 後に心療内科で適応障害の診断受けて、 休職して、退職。 過去のことを振り返れる程度には回復したので、 考えてみたいと思う。 話題の本『科学的な適職』のフレームワークを参考にした。 厳密に言うと参考にしたのは、これがわかりやすく解説されていた中田敦彦さんのYouTube大学の講義です。w ①裁量(

          結局、私が会社に行けなくなったのは何故だったのか

          もしサービスを作るとしたら考えたいこと(見た目編)

          興味あってWebサービスのサイトを1200以上見た。(!) いけてるサイト、いけてないサイト色々あった中で印象に残っていることを記録しておく。 ◾️サービス名・「サービス名」で検索した時、問答無用で1位に出てきてほしい。 ・造語が◎。  普通名詞をくっつけるだけでもまだよい。 ・ただの普通名詞は、「サービス名」で検索して一発で出てこないので良くない。 ・長いと読みにくいし覚えられない。ローマ字6〜8字くらいがよいのでは。 ・母音が続くと読みにくい。 ◾️ロゴ・「

          もしサービスを作るとしたら考えたいこと(見た目編)

          『「繊細さん」の本』を読んで、HSP気質な自分を振り返ってみた

          この本、めちゃくちゃ共感した。 ◾️思えば、こういうところがHSP気質だったんだ。昔から誤字脱字は一瞬で発見できた。 塾に通ってるとき、シャーペンやボールペンをカチャカチャ言わせてる音が無性に気になった。 形から都道府県名を当てるのは得意だった。向きがぐちゃぐちゃになってても。 漢字は覚えやすかったから日本史は得意だったが、カタカナを覚えるのは本当に苦手で世界史は苦手だった。 論点と違うところを瞬時に指摘して、「そこを言ってるんじゃないの」と母に叱られた。

          『「繊細さん」の本』を読んで、HSP気質な自分を振り返ってみた

          ビラ配りの女性

          下北沢にて。21時。駅に向かう、帰り道。 道には「焼肉屋さんオープンしましたぁ!」とチラシを配る30代くらいの女性。 手には白黒のチラシがいっぱい。 通りすがる人に受け取ってもらえなかったり、後ろから来る人にぶつかりそうになったりしながら、懸命にチラシを配っていた。 私は一度通り過ぎたが、引き返して「一枚もらっていいですか」と声をかけた。 「ありがとうございます。この通りをまっすぐ行ったところにオープンしたんです。待ってます」とその女性。 チラシを見る。 「お米に

          ビラ配りの女性

          優先順位がつけられない自分を受け容れた

          薄々感じてたんです、 「私優先順位つけるの苦手だな」と。 けどそれが自分の好きな物事の進め方だと思っていた。 しかし、今日。 私自身が持っていた課題 「人と意見の衝突を恐れるあまり自分の意見を言えない」(これは別日に書こうかな) に立ち向かって、ある場面で意見してみた結果、 「物事の進め方は、マルチタスクよりシングルタスクのが楽らしい」 という気づきを得ることができた。 それから 「優先順位 つけられない」といったキーワードで出てきた記事読んで 「これまるで私やん」っ

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          そこにあったけど見ないふりをしていたものたち

          NPO法人full bloomのBeing Campに参加してきました。 参加前の私... きっかけは先月会社で行き詰まり・息苦しさを感じてたときに、過去Being Camp参加者の大学の友達が「来月またやるから来ない?」と連絡をくれたこと。 ソッコー参加を決意した。直感で私はこれを求めていた。 参加後の私... 自己表現して生きていきたい! →じゃあ自分の好き・得意な表現方法って何? →思いつけるだけの表現方法をとりあえず片っ端から試してみよう!←今ここ という

          そこにあったけど見ないふりをしていたものたち

          『パーソナルデータが浸透する未来』

          本日参加してきたイベントの記録メモ。 修士?論文の研究のためのイベントとのこと。 以下、印象に残っていることを書き起こす。 日本は 1980年代と変わらない。 ハードウェアは強いがソフトウェアが弱い。 データ活用後進国 ユーザーのリテラシーも、企業の活用も遅れている。 医療での活用 身体データを使って医療が発展するなら進んで提供する。 自分の遺伝子から病気が予測できるなら予防につながる。 データ分析もできる医者が次の時代には居るであろう。 感想 普段企業のマーケティ

          『パーソナルデータが浸透する未来』

          早口で滑舌の悪い私が、どうすれば上手く話せるようになるか考えてみた

          ただでさえ舌が短く(鏡で見て確認済み)滑舌が悪いのに、緊張すると早口になってしまう。人前で発表するときはもちろん、友人とのたわいもない会話のときにも、次に言う単語を思い浮かべて、それが自分の滑舌で言えそうにないと思った瞬間、緊張と恥ずかしさから通常より早いスピードで言おうと押し切ってしまう。そして、結果言えず、言い直す。相手は「ん?」という表情でこちらが言いたい単語を聞き取ろうとしてくれるし、3度目くらいにようやくその単語のみをゆっくり発音できて、伝えることができる。この出来

          早口で滑舌の悪い私が、どうすれば上手く話せるようになるか考えてみた

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          人生やりたいことたくさんあるんだけれど その一つも踏み出せずに早2ヶ月が経過。 体調を崩し自宅療養中の今 かろうじてインターネットで外界と繋がっている。 インターネットが無かったら本当に孤独だったな。 ツイッターでフォローはしていたnoteの ある記事のリンクをふと開いてみた。 -いいねしたい。(noteではスキって言うんですね) -アカウント作ろう。 アイコンは散歩中に見つけた 眩しいほど橙の、名も知らぬお花。 そしてやっと一つ、一歩を踏み出せた。 文章を書

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