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【麻雀講座】AIで学ぶワンポイント麻雀戦術 Vol.2「鳴いて受け入れ枚数を増やす」


・今回のテーマ「鳴いて受け入れ枚数を増やす」

今回は「NAGA」の牌譜より

牌譜はこちら↓

http://tenhou.net/0/?log=2020122700gm-0029-0000-cb3dbc0b&tw=2


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現在、タンヤオ赤赤ドラドラで和了れば満貫以上が確定している手牌

マンズのカンチャン待ちの部分が現状少し弱い形ですが、リャンメン以上の待ちに変わる可能性もあり、鳴いて和了ることも出来るのでこのままでも充分な形と言えます

次巡「NAGA」の採った選択は…


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上家の捨てた [四萬] [456] でチーして打 [八萬]


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カンチャン待ちだったマンズの部分を、チーすることでリャンメン待ちに変化させました

門前でイーシャンテンだった手牌を、鳴いてもイーシャンテンのままになっているので

①1回分のツモ

②門前で聴牌した場合の和了点(リーチをかければ跳ね満以上になる)

の分、損しているようにも見えますが、今回の場合

①既に3万点以上持っているので、ここからさらに満貫分の加点があれば2着以上で終われる可能性がかなり高い

②上家が前巡 [二萬] を捨てており、再度ツモって来た場合、ツモ切りされる可能性が高い(実質 [二萬] は上家と自分の2人でツモっているようなものなので、1巡で2回ツモっているのと同じ)

③対面が [四萬] [六萬] と捨てており、また、下家の第一打が [一萬] な為、両者も [二萬] は持っていなさそうなので、 [二萬] [五萬] 待ちは結構いい待ち

という訳で、鳴いた場合のメリットがデメリットを上回っていると判断しているのだと思います。

一つ鳴いて既に聴牌している手牌から、待ちの枚数を増やす鳴きをする場面はたまに見かけますが、門前イーシャンテンから鳴いてイーシャンテンという今回のような手順は割と見落としがちになっているので、使える場面があったら積極的に鳴いていきたいですね。


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