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2023 ザン王決定戦決勝2回戦南2局の補足

※本記事に選手の打牌を批判する意図はありません。

怒らせです。
冒頭のタイトルのとおりですが、解説能力が足りてない部分がありましたので補足します。

この場面

ほうこ選手 切り番

解説当時、大車輪の話しをしていて、聴牌に夢中になっていましたが、この場面では良い選択がありました。

それは

9s暗槓

です。
9s暗槓することで、自分が47sのテンパイとなりアガリ抽選を受けることができます。
リンシャン牌で上がれない場合ドラが増えるだけじゃないかと思われるかもしれませんが、この場合はさらに

5s暗槓

することで、残り2トン残っている山を両方ともカンドラ表示することにより、おかむぅ選手とyやま選手のツモ番を両方消すことができます。
5s暗槓でノーテンになってしまった場合は2000点支払うことになりますが、カンせずにテンパイを維持した場合は、ツモられることで2000点以上の失点をする可能性があります。特に今回は山に白ポッチがいることが明白ですので、yやま選手にツモられてしまうと大きな損失になります。

ほうこ選手が点棒ない場合は大振り狙いでリーチも選択肢になりますが、今回は2着で大振りが不要なので、他の選手(特にyやま選手)のアガリが発生しない方が望ましいです。

念のため言っておきますが、山の残りが3トン以上ある場合はもちろんカンしません。今回のカンの最大のメリットは他人のツモ番を消すことだからです。(この場合はとりあえず7sor8sを切っておき残り2トンになった段階で2回暗槓が有力)

以上補足でした。
当時この内容を解説すべきで、すみませんでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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