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検証!対子場暗刻場は存在するか?

研究代表者 nisi
研究協力者 とつげき東北、みーにん

1.はじめに

巷のうわさによると、「対子場」「暗刻場」という用語が存在するらしいです。言葉の定義は定かではないですが、「対子場」「暗刻場」になると、対子や暗刻が固まりやすい的な意味で用いられることが多いように思います。

今回は、対子場暗刻場に関係ありそうな項目として、「自分から見て0枚見えタンヤオ牌の牌の種類数」に着目して、七対子三暗刻・四暗刻の割合が増えるかどうかを牌譜解析で調べてみました。

シュンツとして使いやすいタンヤオ牌について、0枚見えの種類数が少なければ、牌が分断されてシュンツで使いにくい分、対子・暗刻が増えるのではないかという仮説です。

2.牌譜解析条件

リーチをかけられた瞬間のリーチ者以外3者を調査対象とする。
「0枚見えタンヤオ牌種類数」…(定義)21種類のタンヤオ牌について、あるリーチ者以外プレイヤーから見て、0枚見えとなっているタンヤオ牌の種類数。
リーチが七対子である回数三暗刻・四暗刻(アガリ牌をツモった場合)である回数をそれぞれカウントする。
リーチ巡目と「0枚見えタンヤオ牌種類数」で分類する。

3.リーチが七対子である割合(牌譜解析結果)

まずは、リーチが七対子である割合が下表になります。

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