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心配の真相

このノートは、夢で受け取った司令に従い、私がこれまで得た気づきをメモしています。何の為か、誰の為かは夢で教えてもらえなかったので、とりあえず過去の自分に向けて書いています。

私はある時から、あまり心配をしなくなった。

これだけ言うと心無い人みたいだけれど、他者のことも自分のことも以前ほど心配しなくなったのだ。(以前は大変な心配性だった…😅)

大きな理由は3つあって、「すべては最適」と思うようになったこと、心配のエネルギーの重さに気づいたこと、そして心配と愛情・思いやりは別物だと感じるようになったからだ。


ひとつ目の「起きることはすべて最適」とは、ある方が言っていた言葉。

どんな出来事もその人や周りの人にとって必要な気づきを得たり学ぶチャンスで、一見ネガティブに見える出来事にも何か大事なことが潜んでいる、と。

例えば、「不自由」を経験をするのは「自由」を知る為。「不自由」を知らないと「自由」を手にしても、それが「自由」とは気づけない。

コインの裏表みたいにネガティブとポジティブはセットで、対比があって初めてそれがわかるのだ、と。

だから、何が起きてもその人や周りの人にとって必要で最適な経験で、どんな結果になろうとも最適な結果になるとただただ信じて応援する。


ふたつ目のエネルギーの話も、心配のエネルギーは誰にも良い影響を与えないから信じるエネルギーを送ってあげて欲しいと誰かに言われたことがある。

以前、楽しみにしていた外出の際に「危ないんじゃない?やめておいたら?」と親に言われ、気分がどんよりしてしまったことがある。信じてもらえていないのか…と悲しく思ったし、「楽しんでおいでね」と言ってもらいたかったな〜と思った。

時と場合にも依るが心配をされる側になって考えれば、気にかけてもらえるありがたさはありつつも「心配」と言うエネルギーはどこか重たく、「信頼」と言うエネルギーは軽やかに感じる。

大事なイベントの時などにも、「大丈夫なの?本当に大丈夫?」と心配されるよりは「あなたなら大丈夫!」と信じて送り出してもらえる方が、明るくリラックスして臨めるのではだろうか。

ずっしりと重いエネルギーを背負った状態よりも、軽やかな状態の方が力を発揮し易く最善の結果に結びつき易いだろう。


そして最後に、心配をするのは相手に対して愛情があるからだと言う人もいるけれど、それは少し違うと私は思っている。

なぜそんなことが言えるのか?

心配とは、先行きを案じ、良からぬことが起きるかもしれないと言う不安な思いのこと。

けれど「すべては最適」だと思えると、大概の「良からぬこと」は何かに気づく「チャンス」となり、心配の対象ではなくなる。

それに、心配して重たいエネルギーをまとい、それを相手にも飛ばすのはお互い幸せにならない。最適・最善な結果となることを信じ軽やかなエネルギーまとい、それを相手に送る方が互いの活力になるだろう。

心配し続けるのも辛いし、心配され続けるのもしんどいから。

何より、誰かの心配をする時、相手のことを思って心配すると言うよりも、多くの場合は良からぬことが起きた時に自分の身に降りかかる被害や襲ってくる感情を危惧している。

例えば恋人が浮気するのでは無いかと言う心配は、自分が裏切られるのが嫌だからとか、子供が怪我をしたら親である自分が面倒を見ないといけないなどと言う具合に。

少々厳しい言い方になるが、心配する方は「正しい道」や「安全と思われる方法」を示し、相手をコントロールして自分が心配しなくて良い方向に仕向けている。

「あなたの為を思って心配して言ってるのよ」と口では言いつつも、実は心を配っているのは相手に対してではなく、自分に対しての「心配り」なのだ。これは一体誰に対する愛情なのだろう??

人が愛情を感じるのは、心配よりも応援されたり、受容されたり、寄り添ってもらえり、信じてもらえた時なのではないだろうか。

いつだったか機内で観た映画「ビリギャル」のお母さんが娘を信じて応援し続け、そのお母さんに応えようと頑張った娘さんの関係の様に。


そんな経験や気づきを経て、今はあまり心配しなくなった。

勿論、心配と言う感情が完全に消えたのでは無い。

心配が出て来てもそれを一旦味わって、後に「大丈夫、何とかなる」にフォーカスすることが少しずつできる様になってきたと言うだけだ。

「心配」は時折顔を出すけれど、常に51%だけでも良いから「大丈夫」に重きを置くと決める。そうすると、意外と心配は薄れ「すべては最適」と信頼できる瞬間が増えていくのだ。

そうする理由は何よりも、自分だったら心配より信頼された時の方が嬉しいし、軽やかだし、気持ち良く居られるから。

何とかならなかった場合には、その瞬間から心配すれば良いじゃない!😆と思っている。

aloha & mahalo!


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