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言い訳とプライドの通せんぼ

前回のnoteで取りあげた山里亮太さんの「天才はあきらめた」の読了後、堀江貴文さんの「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」と「刑務所わず。塀の中では言えないホントの話」を読んだ。

偶然にも山里さんの本と「本音で生きる」には共通するものが多々あり、心がざわつく本を2冊続けて読むこととなった😅😂

堀江さんは、本音で生きる為に大事なことは以下の3つだと言う:

・言い訳しないこと
・バランスをとろうとしないこと
・「自意識」と「プライド」を捨てること

今日はこのうちの、「言い訳しないこと」と「『自意識』と『プライド』を捨てること」について。

もしこの世に「言い訳オリンピック」「怠け者選手権」があったら、私はぶっちぎりで金メダルを獲れるだろう。←自慢してる場合か?!

一方、「天才はあきらめた」の山里さんは、言い訳を燃料に転換する天才で、どの様にして逃げない自分を保ち続け、果敢に目標に向かって挑み続けた。

その山里さんも、できない自分を責めると逃げる理由ができて居心地が良いと言っていたが、堀江さんも同様の事を言われている。

…結局、不満はあっても、現状を維持するほうがその人にとって「楽」だからそうしているだけなのだ。

図星すぎて、ぐうの音も出ない。

以前「Help Me」と言う本に関するnoteでも書いたが、自分を変える事はそれが例え改善でもアイデンティティを脅かす事であり、潜在意識は変わらないでいようとすると、作家のエックハルト・トールさんが言っていた通りだ。

更に…

…「自分は凡人だから」と言ってしまった時点で、「自分は今のままでいい」「努力したくない」と言っているようなものなのだ。
取り柄がないと言う人は、物の見方が狭いだけ。
…経験不足で、自信がないと言って自分のプライドを守り、現状を変えずに済ませるために言い訳を作り出しているのだ。
…「プライド」という名の壁を自分の周りに高く築き、その中に引きこもる事で、弱い自分を守ろうとする。

耳が痛い… 痛過ぎる。

私は一切の才能がないからとか、何をやってもトップにはなれないからと、様々な挑戦から逃げてきた。それは全て、できない自分を目の当たりにしたくないからであり、弱い自分を傷つけない為。これ以上、自分で自分にがっかりしたくないからだ。それなのに根が怠け者ときており、もう救い様が無い🤷‍♀️

そんな自分を目の当たりにさせられる本2冊に、立て続けに出会ってしまった。これは、いい加減「気づけ!」と言われているに違いない…😅

そう思い我が身を省みると…他人にどう思われるかを気にしていなくても、自分で自分をジャッジしてがっかりし続けている限り、意味のないプライドがそこにそびえ立ち続けるのだろうと気づく。自分を守る為の「プライド」と言う名の壁。

これはまるで自作自演のコントを自分で観て酷評し、傷つきたく無いと言っている様なもの。ダメな自分に出会わずに済む様に…と行動を起こさずにいるのは勿体無い。

…リスクをとらないこと自体が最大のリスク…

ある時まではリスクをとることができていたのに、いつからかできなくなっている自分に気づいてはいたが、堀江さんの本を読みながら改めてその元凶がわかった。

自分自身が最大の「壁」となって立ちはだかり、身動き取れないでいる事こそリスクだ。

多くの人は、自分以外のことになんの関心もないのだ。
…本当に「あなたのことなんて、誰もみていない」のだから、気にせず、言いたいことを言って、やりたいことをやればいい。

この本を読んで、堀江さんはこの要らないプライドが無いからこそ、歯に衣着せぬ物言いができるのだと言うことが、明確に理解できた。

良い人だと思われたいとか好かれたいと言う邪念が無いから、ストレートに物が言える。それ故キツく聞こえたりぶっきら棒に感じる事もあるけれど、オブラートに包まれていないからまどろっこしく無くてわかり易い。

そして、プライドが邪魔をしない分、不得意な事は人に頼めるし考え込まずに素早く行動できる。

堀江さんは行動力があるし頭も良いしすごいなぁ、と漠然と思っていたが、そのすごさがやっと少しだけ理解できた。

さて、この気づきを得た今、どうするかが問題なのだが、自分がやりたいと思う事が浮上してきた時に四の五の言わずにやってみるしかなさそうだ。

堀江さんの「本音で生きる」からは、ここに書ききれなかった気づきがあったのでまた追々書きたいと思う。

aloha & mahalo.

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