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交換留学おかみ2日目

2日目の朝はなかなか身体が重く、のそっと起き上がる。またこの日も雪が舞っていた。

朝から茶の間に残されたゲストの置き手紙を他のゲストと『彼女らしいですね』と笑いながらホカホカの豚まんを2人でたいらげた。

その日チェックアウトの仲良くなったゲストの方とお別れの時間。2人して『出会えてよかった!』と言える関係になり、再び会って遊ぶ約束もしたので私は彼女の住む離島にもきっと何回も遊びに行くと思う。
もう1人のゲストさんはこの日下関に行くということでウズハウスを勧めていたところ、宿泊の予約もしてくれていてこういうのも交換留学の醍醐味だなと思った。

お見送りを済ませてお部屋の掃除へ。
前日まさかの満室になったためバタバタと動き回る。

ポルトで働いているとふと
さくらちゃんはこうして毎日一人でお見送りをして、掃除をして、カフェ営業して、チェックインして、ゲストさんと過ごしていると思うと本当に尊敬する。これを2.3年おかみとしてこなしているのか…

お昼頃にはポルトの社長菊池さんが近くのみちしおのお弁当を買ってきてくれた。菊池さんとも意外と話し込んだことはなくてお弁当を食べながら色々と話が弾んだ。

菊池さんはわたしの2.3歳ほど年上の方だけど
いつ倒れてもおかしくないくらい毎日武士のように生きているよう。

お昼ご飯を食べ終え、
喫茶にもウズハウスのケーキを食べに来てくれるお客様が。カフェ利用だけどゲストハウス利用の時みたいに今後について話をしたり、ゆったりした時間を過ごす。ウズハウスにいるときよりも1人にかけることのできる時間がとても長い。

晩御飯どきになり、この日宿泊していたゲストさんが雲海の上にある山小屋に住んでいるという個性溢れる方で、門司港、登山、ロングトレイルというとtent.のシュウさんでしょ。と夜シュウさんを呼び出してみんなで語らnight。

菊池さんも加わり4人で話しているといつのまにか下関の物件の話になり、起業の話になり、深夜まで語り尽くした。どうやら私は菊池さんサイドの人間なようで将来武士にならないか心配。
濃すぎる夜を過ごしてこの日は完。

この日は『口に出していくこと』ってやっぱり大事なんだということと、口に出していれば向こうから縁がやってくるなぁと改めて感じた日。

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